Khanty Mansiysk Olympiad R.9 -Losing Track-

  
                                 

またもやOpenは負けました。3連敗です。ここまで勝てないと、「日本ってこんなに弱かったのか」と、どうしようもなく悲しくなります。日本で観戦し、応援している方々もだんだん応援する気力がなくなってきたように感じられますが、大丈夫でしょうか?

 

Womenは大勝し、何とか持ち直しました。

 

あと、2R。頑張れ、日本

 

Open R.9

Japan(1½) vs Nigeria (2½)

 

1B Kojima Shinya (2334,FM) ½–½ Olape Olubunmi (2256)

2B Nanjo Ryosuke (2257,CM) ½–½ Ajibola Olanrewaju (UR)

3B Yamada Kohei (2071) ½–½ Ajibowo Olamide (UR)

4B Shiomi Ryo (2105) 0-1 Campbell Charles (UR)

 

Women R.9

Japan(3½) vs Trinidad & Tobago (½)

 

1B Nakagawa Emiko (1806,WCM) 1-0 Soondarsingh Aditi (1829)

2B Maeda Haruno (UR) ½–½ Rattan-Chung Joanne (UR)

3B Wakabayashi Hisako (1493) 1-0 Pereira Melissa (UR)

4B Kikuchi Arisa (UR) 1-0 Johnson Gabriella (UR)


Khanty Mansiysk Olympiad R.8 -Difficult Situation-

  
                                 


8Rの結果です。またもやOpenWomenともに敗北を喫しました。Openは塩見さん以外、良くない内容でした。頼みの綱の小島君も最後、メイトを食らいました。Womenチームにも何とか勝たせてあげたいとは思いますが、かなり厳しい状況です。今オリンピアードは、どちらのチームにも調子の良いプレーヤーがいません。誰か一人でもポイントゲッターがいれば状況は違うと思うのですが... 


Open R.8

Japan(1½) vs Barbados (2½)

 

1B Kojima Shinya (2334,FM) 0-1 Denny Kevin (2316,IM)

2B Nanjo Ryosuke (2257,CM) ½–½ Farley Terry (2231,IM)

3B Nakamura Ryuji (2187) 0-1 Warner Delisle (2240,FM)

4B Shiomi Ryo (2105) 1-0 Del Castilho Martyn (2218)

 

Women R.8

Japan(1) vs Puerto Rico (3)

 

1B Nakagawa Emiko (1806,WCM) 1-0 Pacheco M. (1875)

2B Maeda Haruno (UR) 0-1 Sanchez R. (1812)

3B Wakabayashi Hisako (1493) 0-1 Vazquez M. (1818,WFM)

4B Kikuchi Arisa (UR) 0-1 Comas C. (1696)


日本語によるライブ中継サイトを一つ紹介します。

 

桑田君のTwitter

http://twitter.com/ssm1114


P.S.

FIDEの会長選はIlyumzhinovKarpovに大差をつけて勝ちました。Karpov無念。

そして明日、OpenNigeriaと対戦。小島くんはOlapeさんとここで対戦ですか。よろしくお伝えください。


Kojima Shinya: "Nanjo is just like Einstein"

オリンピアードの公式サイトに小島君のインタビューが載りました。しかも南條君についてのインタビューです。以下、私がかなり砕いて訳したものになります。マトリックスのところは良く分からなかったので、一部、函館の山田さんの訳を使わせていただきました。

 

======================================

 

日本チーム1番ボードの小島慎也と我々ジャーナリストは、共に彼のチームメイトである南條遼介の誕生日を祝いました。

 

南條に初めて会ったのは10年前、学校のチェスクラブです。当時すでに彼は他の人とは違いました。ある日、土砂降りの雨に降られたとき、みんなは普通にしていたのに、彼はマトリックスの主人公を演じて、『見よ、この雨粒を私が止めてみせよう!』などと叫び始めたのです。そんな行動を、最初は奇妙だと思っていましたが、そのうち慣れっこになりました。天才というものはときとして変な行動をするものですあり、彼は本当に天才なんです。まるでアインシュタインですよ。他にもあります。南條は携帯電話を持たなくても平気な珍しい人種です。一度携帯をなくした時、彼に新しいのを買うよう、6ヶ月も言い続けましたよ。だけど断られました。『携帯なくてもいつでも連絡つくから』と。こちらから連絡してもなかなか連絡がつかないなんていう主張は全く通じませんでしたね。

 

“南條は日本生まれでないと聞きましたが。”

 

そうです。南條はアメリカで生まれ、そこでチェスを始めました。9歳からアメリカのトーナメントに出始め、2年後、家族で日本に戻ってきました。今回は彼にとって4回目のオリンピアードです。

 

“彼はチェスプレーヤーとしてどんな相手?”

 

強い相手です。彼からはいつも多くを学んでいます。

 

“他に南條の特徴を挙げるとしたら?”

 

チームの雰囲気を盛り上げることができます。そしていつもジョークを飛ばし、知性を見せびらかします。女性といるときは特に!

 

“古い世代のプレーヤーは、若い世代はコンピューターのように手を読むと言っています。南條のスタイルはどうですか?”

 

そういう時もありますが、南條は独創的なアプローチもお得意です。

 

“南條はチェス以外のスポーツはやりますか?”

 

柔道を5年間やっていました。師は有名な金坂茂です。(注:元麻布学園教論 残念ながら今年、他界されました)

 

ご存知かもしれませんが、柔道のような日本の武術はただのスポーツではありません。精神を鍛錬するためのものでもあります。柔道はプロフェッショナルなチェスプレーヤーにとって必要な、集中力と自信を学ばせてくれます。

 

“日本文化は、特に西欧の人間の目には独特で奇妙に映ります。南條もアニメやマンガが好き?”

 

もちろん!

 

“最近の南條の活躍として特筆すべきものは?”

 

今年、日本チャンピオンになりました。すぐにFIDEマスターにもなると思います。

 

“レストデーは何をして過ごしました?”

 

チームメンバーみんなでKhanty-Mansiyskの街を観光しました。Khanty-Mansiyskはとても小さな街だと分かりましたが、居心地は良いです。南條はマンモスの像がある遺跡公園にはしゃいでいましたかね。

 

“南條の誕生日はどう祝うつもり?”

 

ゲーム終了後、ケーキを買い、プレゼントを渡します。チェスの本ですが。また、付き添いの可愛いアンナと一緒に祝います。彼女はスタッフとしてもお祝いしてくれるでしょう。

 

“誕生日に、あなたがたが南條に願うことは?”

 

日本チャンピオンになってくれるよう願ったのは去年ですからね。今年は何か他のことを願いましょう。日本のチェスを輝かせるとか!

 

南條はこの先成功すると思います。私たちは健康、幸福といった人生において一番重要なところもうまくいくよう、願っています。もちろんあちらのほうも!


Khanty Mansiysk Olympiad R.7 -Too Shocked-

  
                                 

帰宅してオリンピアードの結果をチェックすると、残念な結果に終わっていました。

 

Open R.7

Japan(½) vs Luxembourg (3½)

 

1B Kojima Shinya (2334,FM) 0-1 Wiedenkeller Michael (2431,IM)

2B Yamada Kohei (2071) ½–½ Linster Philippe (2264)

3B Nakamura Ryuji (2187) 0-1 Mossong Hubert (2184,FM)

4B Shiomi Ryo (2105) 0-1 Steil-Antoni Fiona (2152,WIM)

 

Women R.7

Japan(1) vs UAE (3)

 

1B Nakagawa Emiko (1806,WCM) 0-1 Saleh Nora Mohd (1906,WIM)

2B Maeda Haruno (UR) 0-1 Zarouni Kholoud Essa (1890,WFM)

3B Wakabayashi Hisako (1493) 1-0 Al-Hammadi F. (1829,WFM)

4B Kikuchi Arisa (UR) 0-1 Al Ali Amna Nuaman (1752,WFM)

 

ショックです

これ以上の言葉はありません。


Khanty Mansiysk Olympiad R.6 -Nanjo's Birthday Defeat-

  
                                 

6Rの結果です。Openはネパールに勝ち、Womenはデンマークに4タテされました。

 

Open R.6

Japan(3) vs Napal (1)

 

1B Kojima Shinya (2334,FM) 1-0 Nepali Badrilal (2135)
2B Nanjo Ryosuke (2257,CM) 0-1 Shrestha Bilam Lal (2096)

3B Yamada Kohei (2071) 1-0 Malakar Prachand Man (1959)

4B Shiomi Ryo (2105) 1-0 Thapa Uttam Raj (2029)

 

Women R.6

Japan(0) vs Denmark (4)

 

1B Nakagawa Emiko (1806,WCM) 0-1 Vovk Oksana (2157,WIM)

2B Maeda Haruno (UR) 0-1 Jorgensen Carina Eilegaard (2025)

3B Wakabayashi Hisako (1493) 0-1 Frank-Nielsen Marie (2036)

4B Kikuchi Arisa (UR) 0-1 Treppendahl Trine (2009)

 

Openのほうは弘平君の完封試合以外、二点三転するようなゲームだったかと思います。

 

小島君のゲームは序盤からイケイケでしたが、中盤怪しくなり、きちんとディフェンスするのが難しい局面でした。しかし最後は相手の謎手の連発により、ねじ伏せました。今オリンピアードでの初勝利おめでとう!

 

塩見さんのゲームでは、サクリファイスだったか単に落ちたか定かではありませんが、早々に塩見さんのエクスチェンジが落ちました。しかし、駒損したあとの局面をよく観察してみると、エクスチェンジダウンの塩見さんのほうのみ、面白みのある局面で、実戦的には黒が明らかに良いと局面だったと思います。何はともあれ、塩見さんはレイティングありの相手に初勝利おめでとうございます!

 

さて、問題は2Bの南條君ですか。今日は南條君の22回目の誕生日です。もし、派手に勝ったら”Nanjo’s Birthday Bomb”とかタイトルにつけようかと考えていましたが、この1戦は彼にとって忘れられないものになりそうです

 

Womenは完敗でしたね。これまでの相手に比べるとずっと強い相手だったでしょう。ちなみに1Bはウクライナの人間ですかね。


チーム選手権 2010 Review (1)

JCAのチーム選手権は今年でちょうど10回目。節目の年です。私は過去6回出場しており、今回が7回目の参加です。今は所属するクラブ、グループを持たない放浪の身なので、チーム選手権に参加するにはまずチームを組む(or入る)ことが必要でした。今までは学生主体のチームでプレーしていましたが、今年は自分にとっても節目の年ということもあり、松戸チェスクラブという社会人のチームでプレーすることに決めたのです。

 

さて、大会前のことを少しお話しておきます。

 

松戸チームは8月終わり頃に結成され、そこから主にメールで情報交換をしていました。そこで出ていた話でまず驚いたのは、黒番で1.e4に対してチームメンバーはFrenchRubinstein1.e4 e6 2.d4 d5 3.Nc3 dxe4)であわせるというものでした。チーム戦でオープニングをあわせるのは対策されやすくなるというデメリットのほうが大きいと思ったのと、FrenchRubinsteinは非常にパッシブなオープニングで、あう人とあわない人がいると思いました。終わってみてどうだったかと言うと、松戸チームのFrench Rubinsteinは成功していなかったと思います。

 

また、大会1週間前の9/11には、北千住にてトレーニングを行いました。主にオープニングの確認とミニゲームでしたが、私は一つの盤を囲んでポジション研究するのもありだったと考えています。いずれにせよ、このように社会人チームが集まってトレーニングするということに、かなりの意気込みを感じました。

 

こうして迎えた初日。我々松戸Aチームは平均レイティング2024で全20チーム中、トップシードでした。第2シードは平均レイティング2012の東京大学Aチーム(佐野、三阪、栗原、大沢、内田)、その次が平均レイティング1938の慶応大学チーム(桑田、中村(尚)、古谷、田中(未)、篠田)で、初めからメインのライバルはこの2チームと考えていました。

 

R.1

松戸A(2½) vs 東京大学B(1½)

 

1B 馬場 (2225) 1-0 石原 (1889)

2B 真鍋 (2042) ½–½ 瀬戸 (1669)

3B 田畑 (1950) 0-1 北谷 (1589)

4B 佐々木 (1879) 1-0 井尻 (1176)

 

R.1はやはり朝の混乱から開始時刻が少し遅れました。しかし、あらかじめレイティング計算等は済ませてあったので遅れは最小限で済みました。

 

Baba Masahiro (2225)

Ishihara Tatsuma (1889)

Team Championship 2010(1)

 

1.e4 e5 2.Nf3 Nc6 3.Bb5 a6 4.Ba4 Nf6 5.0–0 Be7 6.Re1 b5 7.Bb3 d6 8.c3 0–0 9.h3 Nb8 10.d4 Nbd7 11.Nbd2 Bb7 12.Bc2 Re8 13.Nf1 Bf8 14.Ng3 g6 15.a4 c5 16.d5 c4 17.Bg5 h6 18.Be3 Qc7 19.Qd2 Kh7 20.Nh2 h5 21.Nf3 Bg7 22.Ra3 Nc5 23.Rea1 Nfd7 24.Qd1 Kg8 25.R1a2 Nb6

 


 

Closed Ruy Lopezらしい長いマヌーバリングゲームが始まります。ここでようやく初めての交換です。

 

26.axb5 axb5 27.Rxa8 Rxa8 28.Rxa8+ Nxa8 29.Qa1 Qb6 30.Qc1 Qc7 31.Bh6 Qe7 32.Kh2 Nb6 33.Bg5 Bf6 34.Be3 Qc7 35.Qa1 Nba4 36.Qa3 Bc8 37.Nd2 Bd7 38.Ne2 Be7 39.f4 f6 40.Nf3 Kh7 41.Qa1 Be8 42.Kh1 Qc8 43.Qc1 Bd7 44.Kh2 Qc7 45.Ng3 Be8 46.Kh1 Qc8 47.Nf1 Bd7 48.Kh2 Qc7 49.N1d2 Qc8

 


 

50.fxe5 fxe5 51.Ng5+ Kg7 52.Ndf3 Qg8 53.Nh4 Bxg5 54.Bxg5 Qe8 55.Nf3 Kh7 56.Bf6 Qf8 57.Bg5 Qe8 58.Qa1 Qf8 59.Qa3 Qc8 60.Qb4 Qc7 61.Bxa4! Nxa4 [61...bxa4? 62.Qxc4]

 


 

62.Nxe5! Nc5!

 

62...dxe5? には63.Qe7+ Kg8 64.Bf6でメイトになります。62…Nc5は冷静な1手です。

 

63.Nf3 Nxe4 64.Bf4 Qc5 65.Qa5! Qxd5 66.Qd8 Qf7 67.Bxd6! Qe8 [67...Nxd6?? 68.Ng5+] 68.Qc7 Nxd6 69.Qxd6 Bf5 70.Nd4 Qd7? 71.Qc5 Bd3 72.Nxb5 Qf7 73.Qe5 Bf1 74.Kg1 Bd3 75.Kh2 Bf1 76.Qc7

 


 

長いゲームでやや疲れたので、安全なワンポーンアップのピースエンディングに持ち込みます。このあと、R.2開始時刻の13:00をまわり、先に次のラウンドのペアリングが発表されました。2Rのゲームの準備が行われるとガヤガヤうるさく試合に集中できないので、私のほうからアービターに別室に移ってプレーを再開するよう、要請しました。要請は通ったのですが、アービターはどう動いて良いのか分かっていなかったので、ここできちんと書いておきます。

 

アービターはペアリングを発表する前に、まず、進行中のボードの時計を止め、プレーヤーに事情を説明します。そのあと、別室に移動させて、試合を再開させます。ペアリングを発表するのはそのあとです。

 

76…Qxc7+ 77.Nxc7 Kg7 78.Kg1 Bd3 79.g3 Kf6 80.Kf2 Ke5 81.Ke3 Bf5 82.h4 Bd7 83.Na6 Bb5 84.Nb4 Bd7 85.Nc2 Bf5 86.Na3 Be6 87.Nb1 Bf5 88.Nd2 Be6 89.Nf3+ Kd6 90.Kd4 Kc6 91.Ne5+ Kb5 92.Nxg6 Ka4 93.Nf4 Bg4 94.Kxc4 1–0

 

初戦から疲れるゲームでした。おかげで昼食を取る時間もなく、一息ついただけで次のゲームに臨まなければいけませんでした。チームは何とか2.5-1.5で勝ち。

 

R.2

松戸A(4) vs Young(0)

 

1B 馬場 (2225) 1-0 松本(貴) (1856)

2B 真鍋 (2042) 1-0 阿部 (1785)

3B 田畑 (1950) 1-0 小林(優) (1584)

4B 佐々木 (1879) 1-0 寺元 (1220)

 

R.2Youngチームと。1BNurmatovくんが不在で、マッチとしては絶対に勝たなければいけないところでした。

 

Matsumoto Takashi (1856)

Baba Masahiro (2225)

Team Championship 2010(2)

 

1.e4 c5 2.Nf3 d6 3.d4 cxd4 4.Nxd4 Nf6 5.Nc3 a6 6.Be2 e5 7.Nb3 Be7 8.0–0 0–0 9.f4 b5 10.Bf3 Bb7 11.Be3 Nbd7 12.Kh1 Rc8 13.Rf2 Rc4 14.Nd2 Rc7 15.Nb3 Qa8 16.Qd3

 


 

16…exf4 17.Bxf4 Ne5 18.Bxe5 dxe5 19.Re1 Rd8 20.Nd5 Nxd5 21.exd5 Bxd5 22.Rxe5 Bxf3 23.Qxf3 Qxf3 24.gxf3 Bf6 25.Rc5? Rxc5 26.Nxc5

 


 

26…Rd1+ 0–1

 

27.Kg2 Bd4 28.Re2 Bxc5 29.Re8+ Bf8でバックランクメイトはなく、終了です。このラウンドはどこのボードも問題なく勝ったように見えました。


Khanty Mansiysk Olympiad R.5 -Before Rest-

  
                                 

Khanty Mansiysk内陸でどうも乾燥しているようです。12回シャワーを浴びて、水を3リットル飲んでもまだ乾いた感じが取れないということです。

 

R.5の結果です。Openは完敗、Womenは勝ちました。

 

Open R.5

Japan(½) vs IPCA (3½)

 

1B Kojima Shinya (2334,FM) 0-1 Luther Thomas (2545,GM)

2B Nanjo Ryosuke (2257,CM) ½–½ Obodchuk Andrei (2395,IM)

3B Yamada Kohei (2071) 0-1 Mikheev Stanislav (2337,IM)

4B Nakamura Ryuji (2187) 0-1 Vodyasov Evgeny (2217)

 

Women R.5

Japan(2½) vs Pakistan (1½)

 

1B Nakagawa Emiko (1806,WCM) ½–½ Nida Mishraz Siddiqui (1796)

2B Maeda Haruno (UR) 0-1 Wasif Zenobia (UR)

3B Wakabayashi Hisako (1493) 1-0 Shakir Ayman (UR)

4B Kikuchi Arisa (UR) 1-0 Shakir Sannam (UR)

 

OpenのゲームはLiveで見ていました。小島君は残念でした。やはり相手が強いですね。なぜIPCAなんだか南條君は頑張って勝ちにいきましたがドロー。弘平君と龍二さんはあっさり負けてしまいました。女子チームは連勝ですね!特に有紗ちゃんの初勝利でチームが勝ったのは大きいと思います。

 

ちなみに、Luther(ルター)はドイツのGMですが、両腕に先天性の障害を持っています。しかし、彼を障害者だと思って対戦するプレーヤーはいないでしょう。非常に強いGMです。

 

こちら、日本ではオリンピアードで大いに盛り上がっています。コメントや直接の応援はなくとも、アクセス数を見れば一目瞭然です。それだけ注目され、期待されています。函館は激甘、ここのコメントも激甘、Mishaも甘いので、おそらく自分に甘くなってしまうところもあるかと思いますが、ぜひ、自身に厳しくやっていってほしいと思います。

 

本日はこれからパーティーのようです。他国のプレーヤーと交友を深めるチャンスですから、ぜひ大いに楽しんできてください。くれぐれもGormallyの二の舞にはならないよう、願っています

 

明日はレストデーです。前半戦を振り返る良いチャンスです。ゆっくり休んでエネルギーを補給してください!







Khanty Mansiysk Olympiad R.4 -Two Victories-

  
                                 

さて、4ROpenWomenともに勝ちました!

 

Open R.4

Japan(2½) vs Zambia (1½)

 

1B Kojima Shinya (2334,FM) ½–½ Chumfwa Stanley (2315)

2B Nanjo Ryosuke (2257,CM) 1-0 Jere Daniel (2267,FM)

3B Yamada Kohei (2071) 1-0 Chumfwa Kelvin (2224)

4B Shiomi Ryo (2105) 0-1 Kayonde Andrew (UR)

 

Women R.4

Japan(3) vs Honduras (1)

 

1B Nakagawa Emiko (1806,WCM) 1-0 Duron Godoy S. (1905,WFM)

2B Maeda Haruno (UR) ½–½ Ortiz Katherine Berenice (UR)

3B Wakabayashi Hisako (1493) ½–½ Fernandez Alachan M. (UR)

4B Kikuchi Arisa (UR) 1F-0F

 

Openは、南條君がドロー模様のところを、最後、相手のブランダーを咎めて勝ち。おそらく最後まで残っていた3Bの弘平君の相手は、2Bがドローは取れると読んでいたろうと思います。思わぬ誤算だったでしょう。そして3Bは弘平君が勝ったようです。オリンピアードで好成績を残すには、このくらいのチームに確実に勝つことが重要だと思うので、そういう意味では皆さん、一安心したことでしょう。

 

Women4Bが不戦勝だったこともあり、このオリンピアードでマッチ初勝利。確か、ホンジュラスにはドレスデンでも当たりましたよね?

 

次のラウンドは上の相手と当たることが予想されます。いよいよオリンピアードモード全開ですね!


Khanty Mansiysk Olympiad R.3 -First Victory in Siberia!-

  
                                 


3ROpenはようやく嬉しい初勝利となりました。最後まで残った龍二さんも、勝ちにいって勝利を収めました。Womenももう少しでマッチポイントを取れるところまで来ています。次のラウンドに期待しましょう。

 

Open R.3

Japan(3) vs Malawi (1)

 

1B Nanjo Ryosuke (2257,CM) 1-0 Banda Francis Msume (UR)

2B Yamada Kohei (2071) 0-1 Chipanga Chiletso (2138)

3B Nakamura Ryuji (2187) 1-0 Nyambalo Joseph Xavier (UR)

4B Shiomi Ryo (2105) 1-0 Mfune Petros (UR)

 

Women R.3

Japan(1.5) vs Uganda (2.5)

 

1B Nakagawa Emiko (1806,WCM) ½–½ Amoko Ivy Claire (UR)

2B Maeda Haruno (UR) ½–½ Kigeni Grace (UR)

3B Wakabayashi Hisako (1493) ½–½ Butindo Joanitah Justine (UR)

4B Kikuchi Arisa (UR) 0-1 Nsubuga Nansove Rita (UR)

 

P.S. 弘平君はもう少しきれいに写真が撮れませんか?


Khanty Mansiysk Olympiad R.2 -Still in Sleep-

  
                                 


2R
の結果です。

 

Open R.2

Japan(1) vs Dominican Republic (3)

 

1B Kojima Shinya (2334,FM) ½–½ Munoz Lisandro (2391,IM)

2B Nanjo Ryosuke (2257,CM) 0-1 Fernandez Francis (2313,FM)

3B Nakamura Ryuji (2187) ½–½ Infante Miguel (2276)

4B Shiomi Ryo (2105) 0-1 Mazara Adan (2262)

 

Women R.2

Japan(0) vs Algeria (4)

 

1B Nakagawa Emiko (1806,WCM) 0-1 Latreche Sabrina (1951,WFM)

2B Maeda Haruno (UR) 0-1 Hamza Amira (1886,WCM)

3B Wakabayashi Hisako (1493) 0-1 Latreche Khadidja (1815,WCM)

4B Kikuchi Arisa (UR) 0-1 Benaissa Imene (UR)

 

正直、Open2-2くらい取れるだろうなと読んでいただけに残念な結果でした。まだ乗り切れていないのでしょうか?それとも応援が足りない?いずれにせよ、まだ始まったばかりです。中盤〜終盤で勝負にいきましょう!

 

なお、ライブゲームは以下のリンクから見ることができます。

 

http://www.ugra-chess.com/results.php


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