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The Stress of Chess... And its Infinite Finesse

昨年、”Grandmaster Chess Strategy”がリリースされ、1970-80年代に活躍したスウェーデンのGM Ulf Anderssonのゲームを多くの人が目にすることができました。この1冊については前にレビューを書きましたので、そちらをチェックしてみて下さい。

 

http://chessplayer.jugem.jp/?eid=636

 

さて、Anderssonと同じように1970-80年代に活躍したアメリカのGM Walter Browneが、自身のチェスキャリアを1冊にまとめました。それが今回紹介する”The Stress of Chess...”です。

 

BrowneFischerの次の世代のアメリカのチャンピオンです。多くの国際トーナメントで成功を収め、特に1974年と1980年にはチェス界のグランドスラムの一角、Wijk aan Zeeでのトーナメントで優勝しています。

 

一時期は世界のリーディング・プレーヤーとして活躍していたBrowneですが、私が知っていた彼のゲームは10コもなかったと思います。あらためて今回、彼自身のベストゲーム101局を見てみると、非常に受け入れやすいストレートな棋風で、どのゲームも楽しませてくれます。ポジショナル・プレーやエンドゲームを得意とするAnderssonの棋風とは全く違い、タクティカル・プレーを得意とするのがBrowneの棋風と言えます。Fischerの背を追って成長したということもあり、101ゲームの中にはSicilian NajdorfKing’s Indianのゲームが多く含まれています。

 

予想以上に分厚く、読みごたえは十分です。今年はあまり本を購入していないのですが、良書に出会えたと思っています。2012年の1冊として、私が自信を持っておススメします。


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