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100 Endgames You Must Know

7/24(日)に吉祥寺CCにて小島くんのEndgame Lessonがありました。私はこちらには参加しませんでしたが、夕方頃から行くと吉祥寺CCはいつもより盛況でした。ユニバーシアード代表の佐藤要くんをはじめ、若手が何人かいたので、試しに次のポジションを一緒に考えてみました。

 

                           White to move

 

エンドゲームの本にはだいたい出てくるような重要なポジションですが、これを白が実際に勝ち切るのは簡単ではありません。私はこの日の午前中にこのエンドゲームを学んだはずなのに、覚えていたのは初めの3手で(さらに意味も良く理解していない)、あとはもう忘れていました。しかも、記憶があいまいなことを決定づけるように、はじめ、白のルークをb7に黒のルークをa8に置いて間違って出題していました。そして皆で「どうも白が勝てないなあ」と悩み続けていたのです。初期配置が間違っていることに気が付いたのは、小島くんがエンドゲームの本を持っていて、それにこのテーマが載っていたからでした。

 

さて、このエンドゲームについての具体的な手筋は解説しません。おそらくここで書いても10%理解するのも難しいと思うからです。本当にこのエンドゲームの勝ち方を理解して自分のものにするためには、まずはもっと基本的なところから始めないといけません。

 

                           White to move

 

上のポジションはルセナ・ポジションと呼ばれている有名なルーク・エンディングです。これはBehind the Sceneの読者の方の20%くらいは知っているかもしれません。「ルセナ=ブリッジ(橋)」と覚えている方も多いかと思います。冒頭のエンディングは、簡単に言えばこのルセナ・ポジションを目指せばいいわけです。しかし、そのためにはまずルセナを学ばなければいけません。

 

ルセナについてもあえてここで書きません。どのエンドゲームの本にも載っています。エンドゲームはまずは自分で勉強しないと始まりません。しかし、一人で考えていて分からなくなって嫌になった時は仲間と一緒に考えてみましょう。きっと退屈に見える局面も、多くのアイディアや可能性が埋もれている宝島(?!)に見えてくることでしょう。

 

あと、エンドゲームはできるだけ若いうちに手をつけておいたほうが良いと思います。若いうちは「学んだことがない」という言い訳ができますが、ベテランで基本的なエンドゲームが分からないとちょっと恥ずかしいかもしれません。

年代にかかわらず、エンドゲームに苦手意識を持っている方は、きっと何とかしたいと思う気持ちはあるはずです。
そんな方のために私がおススメするのが、今回のタイトルの100 Endgames You Must Knowです。Botvinnikは、「クラブプレーヤーならエンドゲームのポジションを100コ知っていれば合格だ」と言ったそうですが、その100コが集約されているのがまさにこの本だと言えます。

 

絶対におススメの1冊です。

 

11コ学ぼう」と言いたいところですが、なかなかそんなハイペースにはいかないと思います。それでも1週間に1コなら、何とかできそうな気もしませんか? 1年間継続してやっていけば50コ覚えられます。クラブプレーヤーの合格点に達するのも時間の問題です。

 

 

さて、最後に吉祥寺CCのサプライズ・ゲストの森内さんから出題されたポジションを紹介して終わりにしたいと思います。

 

                          White to move

 

結果はいかに? 仲間内で考えてみるのもまた一興です。


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