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レイティングパフォーマンス

 

http://www.maequalsf.com/chess/blog/?p=433

 

気になる話題だったのでちょっと考えてみました。

 

先日の百傑戦で、南條君はレイティング17591467203319432003207419287名の相手から6.5P取り、優勝しました。ここで、FIDEのパフォーマンス・カルキュレーターを使って南條君のパフォーマンスを計算すると、1947でした。

 

ずいぶん低い値に思われるかもしれません。しかし、実際にこの値で正しいようです。パフォーマンス計算に必要なのは、相手レイティングの平均勝率で、カルキュレーターに入力した数字は以下の3つのみです。

 

相手のレイティング平均値 1872

ゲーム数 7

獲得ポイント 6.5

 

ここから、1872751947と算出されたのが上記のパフォーマンスです。75というのは勝率から割り出された定値です。

 

ここで一つ注意しておきたいのは、1947という数字が南條君の百傑戦での実力を表しているわけではないということです。相手レイティングの平均が彼の2252というレイティングに比べて低かっただけの話です。オープン大会ですから、レイティングの離れた相手に当たれば平均は大きく変わってきます。そのため、海外のオープン大会ではタイブレークにパフォーマンスではなく、ソルコフ(Buchholz)が用いられる場合も少なくはありません。

 

パフォーマンス算出方法は、昔のJCA独自の算出方法など、他にもありますが、今日の計算方法はFIDEのものが主流です。

 

ちなみに、パフォーマンスが自分のレイティングを下回ったときでも、レイティングは増加することもあります。そこら辺を踏まえて、もう一度パフォーマンスを出す意義というものも考えてみる価値があるかもしれません。


コメント
これはレーティングパフォーマンスではなくてFIDEの方式で決めた仮レートです。
FIDEの方式では仮レートの場合、勝率50パーセント以下ならパフォーマンスをレートとしますが、勝ち越しの場合は

相手のレート平均+勝ち越し数*12.5

で算出します。南条君の場合+6なので、このプラスの値が75となったわけです。
パフォーマンスは勝率93%に対応する値(多分401)をあいてレートの平均に足して出します。なので、パフォーマンスは
1872(平均)+401=2273
となるはずです。
こうしてみてみると大体彼のレーティングどおりですね。
  • ゆーだい
  • 2010/04/09 1:33 AM
ご教授ありがとうございました。納得です。確かに+6だったらもっと足されていいような感じです。
  • bmasahiro
  • 2010/04/09 7:36 AM
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