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Slav Defenceの世界-part1- by 小島慎也

皆さん、d4対策には何を使っているでしょうか。私もd4にはずいぶん悩まされ、多くのGMの試合を調べては色々な定跡を試してきました。そしてこの数年間はSlav Defence(面倒なので以下、Slavと呼びます)の魅力に取り付かれ、これを指し続けています。Slav は近年世界的な流行を見せ、どこに行ってもSlavの試合を見かけます。例えば中国の現在のトップGMたち、Wang Yue,Ni Hua,Bu Xiangzhi,Wang Haoは全員Slavをメインで使っており、チームを組んでSlavの研究をしていることはまず間違いありません。中国では若いプレーヤーもそれを見習ってSlavを研究しているようです。

 

このたびは馬場さんに連載する許可をいただき、何回かに分けてSlavの紹介をしたいと思います。d4対策としてSlavを指している人や指してみたい人、自分がd4を指しSlav対策を考えたい人、さらにはそもそもSlavって何?という人まで、多くの人にとって読んで損のない記事にしたいと考えています。お付き合いよろしくお願いします。

 

 

Slavの基本形

 

まずはSlavを全く知らない人にもわかるよう説明したいと思います。

 

1.d4 d5 2.c4 c6

 


 

これがSlavの基本形です。黒はd5cポーンで支えており、白マスビショップをポーンストラクチャーの外で使う可能性を残していることが、2…e6いわゆるQueen’s Gambit Declinedと異なる点だといえるでしょう。

 

ここから白黒両者の変化を全て挙げているときりがありません。そこでもう2手ほど局面を進め、そこから黒の代表的な変化3つを挙げて、説明を広げていこうと思います。

 

1.d4 d5 2.c4 c6 3.Nf3 Nf6 4.Nc3


 

 

それがこちらの局面です。白としてSlavに対するメインの受け、と言えるでしょう。私は白でもSlavの試合を指しますが、実を言えばこの局面にはしません。しかしSlavを理解するためにはここからの黒の変化を説明することが必要不可欠ですので、私と同様この局面にしないd4プレーヤーの方もしばらくお付き合いください。


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