オリンピアード代表選考方法 見直し案 (1)

NCSがチェスオリンピアード代表選考方法について、会員限定ですが意見を募集しています。

 

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeUCj4xrSzhFYOArQ4hlix0zbPVfaUcLeDXgPtWGweXJNfy8Q/viewform

 

1 : 参加希望者を募り、その中から選考

2 : 国内のチャンピオンは自動的に出場権を得、他メンバーを希望者より選考

3 : レーティング順で決定

4 : 国内の大会順位等で決定

 

上の14の中から評価する形式になっており、別に自由回答欄もあります。特にオリンピアードに無関係・興味ないという方もいるとは思いますが、幅広い意見が寄せられれば何よりだと思っています。

 

 

そもそもチェスオリンピアード代表選考方法についてなぜこのような見直しが必要なのか?

それは、従来の代表選考方法がベストメンバーを選出するのに適切な方法とは考えにくかった点にあります。

 

従来の選考方法の問題点と改善案については後日にまわすとして、10年以上前から選考方法の見直しを言い続けてきた私にとって、ようやくこのような見直しの機会ができたことはうれしく思っています。そして10年以上前の私の考えが以下にあります。

 

http://chessplayer.jugem.jp/?eid=57#comments

 

 

そもそも日本チェス界にとってチェスオリンピアードとは何か?

この問いに対して私はこう答えます。

 

世界の大舞台に立てる唯一の機会

 

残念ながら今の日本の実力ではTata steelDortmundなどの伝統的なビッグトーナメントに呼ばれることも有名なオープントーナメントで優勝することもできず、さらに国内で世界に注目されるようなイベントもありません。そんな中、オリンピアードだけは世界の大舞台に立てるチャンスです。もちろん、日本のプレーヤー全てが目指すところではないにせよ、少なくともアンビシャスなプレーヤーにとっては憧れの舞台であり続けてほしいと思っています。一生に一度立てるかどうか分からない舞台であるからこそ、代表選考方法は全てのステークホルダーが納得できるものでないといけないと私は考えています。

 

選考方法については、次回以降、具体的に考えていきたいと思います。


2019全日本チャンピオン Aoshima Mirai

全日本選手権が閉幕しました。

 

http://chess-results.com/tnr429627.aspx?lan=22&art=1&rd=10

 

5日間、10Rの大会を制したのはFM青嶋未来くんでした。91ドローの圧倒的な戦績で、初優勝を果たしました。Congratulations

 

彼は大会に出始めた初期のころから全日本選手権優勝とFMタイトル獲得を目標にしていて、それを両方わずか4年足らずで達成したのですから、あらためてそのポテンシャルの高さには舌を巻きます。(私は全日本選手権優勝まで10年、FMタイトル獲得まで20年かかりました...

 

2位は1P差の8.5PIM小島慎也くんでした。2012年以降、ほぼ毎年惜しくも優勝を逃し続けてきた彼ですが、今年も2位に甘んじてしまいました。(私は今年こそは優勝すると信じていたのですが...)もちろん、全日本選手権が全てではありませんが、日本トップランカーとしての全日本チャンピオンをまた見てみたいものです。

 

3位は7PIM南條遼介くんでした。彼は序盤にポイントを落としたのち、12位の2人との直接対決を落としましたが、最終的には単独3位に落ち着きました。1位〜3位は2300+のプレーヤーであり、彼らがなぜ2300+なのかを示した結果だと思います。

 

4位はオーストラリアの10代、Asaka Samuelくんでした。全日本選手権前の4月に、キャンベラとシドニーで立て続けにオープントーナメントがありましたが、日本の大会を選び、入賞。彼は今回レイティングを大きく稼ぎ、次の計算で2200+になる予定です。近い将来、マスターのタイトルを獲得するのは間違いないでしょう。

 

大会を通して見ると、前半戦良かったものの後半戦崩れたり、前半戦悪かったものの後半戦で追い上げたり、または勝ったり負けたりを繰り返したり... 様々な参加者がいたと思います。

 

チェスは技術とメンタルと体力の3点が備わっていないとなかなか結果には結びつかないものです。全日本選手権の参加者は「チェスを楽しみたい」というよりは「強くなりたい、結果を残したい」と考えている人のほうが多いと思うので、また1年足りなかった部分をトレーニングし、来年の全日本選手権に再チャレンジしてもらえば良いですね!

 

今大会はNCSとなって初の全日本選手権ですが、参加者の皆さんの意見を聞いていると、会場が綺麗で便利、運営全般も良く満足だったとのことで、これが日本の大会のスタンダードになると良いと思います。

 

大会期間中、大会の進行をずっと中国から見ていましたが、非常に楽しめました。Thanks for all!!


全日本選手権2019

4/295/4(5/3rest day)の日程で全日本選手権、5/24の日程でゴールデンウィークオープン(以下、GWO)が開催されます。平成から令和へ、JCAからNCSへのまさに変換期のイベントです。エントリーリストもほぼフィックスで、全日本に57名、GWO50名の参加が見込まれています。

 

大会に先立ち、今回の全日本で昨年までの慣習・ルールから変更された点がいくつかあるので、それを簡単にまとめました。

 

 

全日本選手権2019と開催年と大会名が一致した

昨年までは次の年のチャンピオンを決める()というような良く分からない理由から、全日本選手権の大会名の年は次の年となっていました。(例えば、2018年の全日本は全日本選手権2019であった) これは前々からおかしいと感じていましたし、そもそも対外的な説明に困るので、開催年と大会名を合わせるよう、JCAに提言してきました。それがようやくここでリセットされた形になります。

 

会場が蒲田から大井町に移動

今回、大会会場が生活センター、産業プラザ、大田区民センターという蒲田の施設から大井町の公共施設に移りました。JR駅の目の前で交通の便は良いと思いますので、大方の参加者に賛成されているのではないでしょうか?昔、中学の担任に、全日本選手権の大会が蒲田だと話したら、「蒲田〜??」とかなりネガティブな返しを受けたのを覚えています。個人的に蒲田の会場が嫌いなわけではありませんが、より魅力的な大会にするには、環境も重要です。

 

チャンピオンは日本チェス国籍の者に限る

今までは全日本で優勝すれば、特に日本籍に限らず、外国籍のプレーヤーも全日本チャンピオンとして認定されてきました。しかし、今回から「チェス国籍が日本でなくても出場・入賞はできるが全日本チャンピオンは日本国籍の者に限る」というように変更になりました。全日本はナショナルチャンピオンを決める大会であるので、この決定は分かりますが、外国籍のプレーヤーの参加を認め続けると、例えば海外から10人強いプレーヤーが参加して1位〜10位を独占、11位の日本プレーヤーがチャンピオン?というような事態も発生するので、ゆくゆく参加資格は日本チェス国籍のプレーヤーのみになることも考えられます。

 

2020年のオリンピアードの選考大会ではなくなった

今までは、オリンピアードイヤーの前の年の全日本が選考大会でしたが、今年の全日本はスキップされ、オリンピアードの選考大会ではなくなりました。2020年のオリンピアードの選考方法については大きく変わっていませんが(全日本とジャパンオープンの上位者が優先)、急な変更ということもあり、モチベーションが変わってくる参加者もいると思います。今回は選考方法に大きな変更はありませんが、2022年からのオリンピアードの選考方法には議論の余地があると思います。私はFIDEレイティングが最優先されるべきだという考えに変わりはありません。

 

 

今年は大型連休が取りやすいのというのと、新たな組織への期待があいまった影響か、全日本の参加者は57名ととても多いです。長いタイムコントロールでじっくりチェスに漬かる5日間は、参加回数の浅いプレーヤーにとってはかけがえのない経験になるでしょうし、上位者でまだチャンピオンの冠を手に入れたことのないプレーヤーにとっては、全日本チャンピオンを掴むチャンスです。

 

私は国内のFIDEレイティングがどのように変動するか、非常に楽しみに見ています。


Bishop vs 3 passed pawns

先日の建行杯のR.5ゲームでは、優勢をものにできず、ドローに終わりました。このゲームの中で、勝負しに行くか悩んで踏み込まなかったエンドゲームを考えてみました。

 

En1.gif

Baba Masahiro - Sun Jihan

Suzhou 2019(5)

position after 43... Qg5

 

[Qc1からのメイトに対応するため、白はg3のポーンを消しにいかなければいけませんが、44. Qxg3? には44... Qc1+ 45. Kh2 Bf4+! でクイーンを取られます。44. fxg3には44... Qe3+からb6のナイトを取られるため、悩んだ挙句、44. f4? と負ける1手を指したのですが、切り捨ててしまった44. fxg3が正しい1手でした。]

44. fxg3!

[白が勝ちに行くにはこの手しかありません。]

44... Qe3+ 45. Qxe3 Bxe3+ 46. Kf1 Bxb6

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[こうしてmanyパスポーンvsビショップのエンドゲームとなります。直感的には白がポーンを進めるだけで勝つのは難しくなさそうですが、そんなに単純ではありません。]

47. Ke2 Kg6 48. Kf3 Kg5 49. b4 Bd4 50. b5 Bb6 51. c3 Ba5 52. c4 Bb6

[黒は白の3連パスポーンのブロックに成功。パスポーンを進めるために白はどう状況を打開するか。]

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53. g4 !

[キングがe4のマスに上がるために必要不可欠な手です。]

53... Bg1

[ここで黒には2つの選択肢があります。1つはメインラインのようにキングをe4に上がらせないよう辛抱強く待つか、もう1つはe4のマスを白に明け渡す代わりにgポーンをパスポーンにしにいくかです。後者を少し掘り下げて見てみます。

 

53... fxg4+ 54. Ke4 Kh4

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ANALYSIS  DIAGRAM

[私はゲーム中、この局面がちらっと頭に浮かび、白黒どちらのポーンが早いか自信が持てなかったため、44.fxg3に踏み込みませんでした。しかし、局面を進めてみると、白のプロモーションのほうが早いことが分かりました。 

 

55. d4 Kg3 56. c5 Ba5 57. b6 Kxg2 58. b7 Bc7 59. d5 g3 60. d6

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ANALYSIS  DIAGRAM

 

60... Kf1 (60... Bb8 61. d7 +-) 61. dxc7 g2 62. b8=Q g1=Q 63. Qb1+ +- これで白勝ちです。]

En6.gif

ANALYSIS  DIAGRAM

 

[メインラインに戻ると...]

 

54. gxf5 Kxf5 55. g4+ Ke5

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[白キングのe4へのアクセスを阻みます。]

56. g5 Kf5 57. g6!

[gポーンを捨て、キングでクイーンサイドのパスポーンをサポートしにいきます。とにかくこのエンドゲームではキングのポジションが重要です!]

57... Kxg6 58. Ke4

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[こうしてクイーンサイドへの道が開けました。ここから白はキングのサポートのもと、注意深くポーンを進めます。]

58... Kf6 59. Kd5 Ke7 60. d4 Kd7 61. c5 Kc7 62. Kc4 Kb7 63. d5

En9.gif

[5段目に3つポーンを並べ、あと1歩です。]

63... Bf2 64. d6 Bg1 65. Kd5 Bf2 66. c6+ Kc8 67. Ke6 Be3

En10.gif

68. Ke7

[まだ白は気を付けなければいけません。68. d7+? Kd8 69. Kd6 Bb6はドローです。]

68... Bc5 69. c7 Bb4 70. b6 Bc5 71. b7+! Kxb7 72. Kd7

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[最後に1ポーンを捨てるのがポイントで、これでcポーンのプロモーションが確実となり、白勝ちです。]


众弈杯 -Chinese Chess League 2019-

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中国のリーグ戦「众弈杯」が4/9Shenyang(瀋陽)で開幕しました。

 

各チーム5名で構成され、全12チームのダブルラウンドロビン(全22ゲーム)で争われます。試合日は4/9125/75/97/247/278/208/2311/2111/2312/412/76期間に分けられ、それぞれ別々の都市で開催されます。

 

中国のプレーヤーのみでなく、海外からAndreikin2721Jakovenko2719Vidit Santosh2717Fedoseev2702Naiditsch2695Inarkiev2692Cheparinov2679Malakhov2667)といったワールドクラスのGMもチームに交じって参戦しているのが特徴的です。

 

4Rが終了しましたが、すでにFedoseevNaiditschMalakhov2敗、AndreikinInarkievCheparinov1敗と、普段はほとんど負けないようなGMがポイントを落としています。こう見ると、いかに中国国内のレベルが高いか分かります。

 

注目するゲームは多いですが、中でもZeng ChongshengCheparinovを打ち破ったゲームが目を引きました。Zeng ChongshengはここまでZhao JunNaiditschCheparinov3連勝と1つドローでパフォーマンス2963!)。昨年のBruges Mastersに参戦していましたが、海外のトーナメントに頻繁に出ているわけはないのでそんなに有名ではないと思いますが、非常にポテンシャルの高いプレーヤーだと思います。

 

Cheparinov, Ivan (GM,2679)

Zeng, Chongsheng (GM,2539)

TCh-CHN 2019(3)

 

1. e4 c5 2. Nf3 Nc6 3. Bb5 e6 4. Bxc6 bxc6 5. d3 Ne7 6. h4 f6 7. h5 e5 8. Nc3 d5 9. b3 Be6 10. Qe2 Qa5 11. Bd2 Qc7 12. Nh4 c4

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13. dxc4 dxc4 14. O-O Nc8 15. Nf5 g6 16. Ne3 Nb6 17. Ng4 Be7 18. Rad1 O-O-O 19. h6 Rd4 20. Be3

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20... Rhd8 21. Bxd4 exd4 22. Na4 Nxa4 23. bxa4 Qf4 24. Nh2 Bb4 25. Rb1 Bc3 26. Rfd1 Qxh6 27. Qf3 Qh4 28. a5 f5 29. exf5 Bd5 30. Qe2 Qe4 31. Qf1 gxf5 32. a6 Rg8

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33. f3 Qxc2 34. Rb7 d3 35. Rdb1 Be5 36. Kh1 Bd4 37. Rb8+ Kd7 38. Rxg8 Bxg8 39. Qe1 Be6 40. Nf1 Qf2 41. Rb7+ Kd6 0-1

ZC4.gif


中国チェス協会微信

 

 

Wechat(微信)で中国チェス協会のNewsサイトをフォローしました。

 

おそらくここが一番中国チェス界のhotな情報が載っていると思われ、いろいろ見ていると、Japan Leagueと新潟国際親善チェス大会の中国側のレポートを見つけたので、ここでシェアしたいと思います。

 

詳しくはここに書きませんが、どれも肯定的に書かれています。特にJapan League2017の所感は面白いかなと思います。

 

 

Japan League 2016

https://mp.weixin.qq.com/s/kQf0la0zmrcE-VTFpL8Sfw

 

Japan League 2017

https://mp.weixin.qq.com/s/F56sDJfKqZyoinMrJTOgrw

 

新潟国際親善チェス大会 2017

https://mp.weixin.qq.com/s/WLhco_DB_eNhYMf7x1LgbQ

 

新潟国際親善チェス大会 2018

https://mp.weixin.qq.com/s/KJNHLZo91O3EPA8Ko47jBw 


建行杯@Suzhou -Day4-

 

大会最終日です。午前のゲームはいつも8:30スタートで朝早いです。

 

最終ラウンドはまたしても中学生女子と。今回だけはあらかじめ相手を調べておきました。今年のAeroflot Open Cグループに出ていて、そこでレイティング+120なので、伸び盛りです。

 

Baba, Masahiro (2303)

Wang, Xuwen (1837)

Suzhou 2019(9)

 

1. e4 d5 2. exd5 Qxd5 3. Nc3 Qa5 4. d4 Nf6 5. Bc4 Nc6 6. Nf3?!

[5...Nc6に対しては、6. d56. Nge2が有効です。本譜だとdポーンを守るのにトラブります。]

6... Bg4 7. h3 Bxf3

[7... Bh5 8. g4 Bg6 9. Bb5は白良しです。]

8. Qxf3 O-O-O

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[8... Nxd4? 9. Qxb7 Rd8 (9... Nxc2+? 10. Kd1 Rd8+ 11. Kxc2 Qf5+ 12. Kb3! は攻めが続かず、ピースも足りていません。) 10. O-O! は展開の差とキングへの直接的なアタックのある白が圧倒的に優位です。]

9. d5 Nb4

[9... Ne5! 10. Qf5+ Ned75thランクのピンを利用してe7-e6の狙いが強力です。実際、このポジションは2008Cappelle la GrandeIM Tomczak(今はポーランド代表GM)とのゲームで経験していました。白は11. Qf3 Ne5で手を繰り返すしかありません。11. Qf3 Nb6なら12. Bb3 Nbxd5 13.Bd2で白にコンペンセーションありでしょう。]

10. O-O g6

[10... Nxc2?? 11. Qf5+があるので、c2のポーンは取れません。本譜はf5のマスをカバーするのと同時に、ビショップをフィアンケットで展開するロジカルな1手です。黒に不満は無さそうですが、f7のポーンの守りがないため、f6のナイトが動けないという問題が残っています。]

11. Bg5 Bg7 12. Rfd1

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[これでdポーンの守りは一安心です。]

12 ...h6 13. Bxf6 Bxf6 14. a3 Nxc2

[14... Na6には、15. Ne4 Bxb2 16. Rab1で白のキングサイドアタックが決まりそうです。ナイトをa6に引いているようでは勝負をあきらめていますが、cファイルを開けるのはそれはそれでややリスキーです。]

15. Rac1 Bxc3

[15... Nd4? 16. Rxd4! Bxd4 17. Qg4+の両取りがあるため、本譜の1択です。]

16. Rxc2 Bf6 17. d6!!

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[このポーンプッシュが狙いの1手で、ラインピースの全てのラインを開きます。黒はこのポーンを取ることができません。(17... Rxd6? 18. Rxd6 cxd6 19. Ba6+/17... cxd6? 18. Ba6+/17... exd6? 18. Qxf6) この手は13.Bxf6の時点で頭にありました。]

17...Qf5??

[おそらく予期していなかったであろう17.d6に動揺し、ここで相手が崩れました。17... c6がオンリームーブで、これに対し18. Rcd2で白にアドバンテージがあります。(18. Bxf7?! Rxd6 19. Rxd6 Qe1+はだいたいイコール。)]

18. Be6+!

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[18... Qxe6 19. Rxc7+ Kb8 20. Qxb7#があるので、黒、万事休すです。]

18... Kb8 19. dxc7+ Ka8 20. Rxd8+ Rxd8 21. cxd8=R# 1-0

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[テーブルにはエキストラクイーンがなかったため、相手の取ったルークでアンダープロモーション。]

 

これで4勝(うち1不戦勝)11ドローの4.5P/6Rで終了。はじめの3戦が不戦敗だったのが響きましたが、1R2Rの相手は私よりレイティングの高い相手だったので、bye制度があったにせよ、果たして初めの3戦で1.5P取れていたかは不明です。

 

 

 

優勝はリストトップのGM Lu Shangleiでした。優勝賞金は27000元(約43万円)で、こちらの人の46ヵ月分の月収にあたります。閉会式の時間にはほとんどの参加者が帰宅していたため、少人数での閉会式でした。

 

最後に、いい加減だったスターティングリストを自分なりに修正したので、載せておきます。本来はほとんどのプレーヤーがFIDEレイティング持ちでした。

 

1. 尚磊 Lu Shanglei (GM 2625)

2. 徐英 Xu Yinglun (GM 2532)

3. 刘言 Liu Yan (GM 2502)

4. 房宇翔 Fang Yuxiang (GM 2472)

5. 朱锦尔 Zhu Jiner (WIM 2439)

6. 李炎 Li Yankai (2432)

7. 房岩 Fang Yan (IM 2424)

8.  Chen Qi (2424)

9. 麒麟 Bao Qilin (IM 2412)

10. 王仕戌 Wang Shixu (2392)

11. 刘 Liu Zhaoqi (2386)

12. 徐铭辉 Xu Minghui (2374)

13. 徐洋 Xu Yang (FM 2359)

14. 彭 Peng Hongchi (2347)

15. 黄仁杰 Huang Renjie (2338)

16. 姚 Yao Lan (WIM 2330)

17. 李弘 Li Hong  (2328)

18. 李博 Li Bo (IM 2324)

19. 马场雅裕 Baba Masahiro (FM 2303)

20. 邵文彬 Shao Wenbin (2236)

21. 奚奇 Xi Qi (2222)

22. 张潇 Zhang Xiao (2141)

23. 杜春 Du Chunhui (2137)

24.  Ma Lin (2122)

25. 白雪 Bai Xue (2103)

26. 家宝 Zhang Jiabao (2101)

27. 刘 Liu Zexu (2098)

28.  Sun Chao (2063)

29. 刘泓言 Liu Hongyan (2058)

30. 朱恒佚 Zhu Hengyi (2015)

31. 蔡悠 Cai Youyang (1951)

32. 王笑 Wang Xiaoyan (1899)

33. 江茗榕 Jiang Mingrong (1845)

34. 王 Wang Xuwen (1837)

35. 李亿 Li Yihao (1823)

36. 龚孙乐 Gong Sunle (1697)

37. 哈易含 Ha Yihan (1560)

38. 孙际 Sun Jihan (1497)

39. 孟 Meng Wei (1472)

40. 博雯 Yang Bowen (UR)

41. 睿一 Ma Ruiyi (UR)

42. Josh Gillon Josh Gillon (UR)

 

今回、初めて外国人として外国の国内大会に参加し、少し中国のチェス状況が見えた感じがします。

 

特に、参加者のほとんどは子供で、オープンセクション以外では成人のプレーヤーがほとんどいませんでした。親は熱心で、子供が小さいときは教育の一環ということで大会に連れて行きますが、10代である程度のレベルに達しないと、それ以降はチェスから遠ざかってしまう傾向にあるようです。チェスは好きだけど、同年代の参加者がどんどんいなくなるので、大会に出づらくなるというのもあるでしょう。

 

いずれにせよ、今回は良い経験でした。これからもう少し時間をかけて中国のチェスを探っていきたいと思います。

 


建行杯@Suzhou -Day3-

 

3日目の午前のラウンドはまたしても中学生女子と。オープンセクションの参加者42名中、12名が女性のプレーヤーです。女子世界チャンピオンを数多く輩出している中国では、女性のプレーヤーの比率が高いです。

 

Baba, Masahiro (2303)

Wang, Xiaoyan (1899)

Suzhou 2019(7)

 

1. e4 c5 2. Nf3 d6 3. d4 cxd4 4. Nxd4 Nf6 5. Nc3 a6 6. Bg5 e6 7. f4 Be7 8. Qf3 Qc7 9. O-O-O Nbd7 10. Bd3 h6 11. Bh4 b5?!

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[黒は10...h6のラインと10...b5のラインをミックスさせてしまっています。しかし、どう咎めてよいかは分かりませんでした。]

12. Rhe1

[IM Goh Wei Mingの本によれば、12. Nxe6! fxe6 13. e5 Bb7 14. Bg6+ Kd8 15. Qh3 dxe5 16. Qxe6で黒にディフェンス無しとし、これが11...b5を咎める手だとしています。10...h6のデメリットは、g6に穴ができるところです。]

12... Bb7 13. Qh3 g5?

[これはおそらく単なるブランダーでしょう。hファイルのピンがあるので、fxg5と取れませんが、よく考えてみると逆にこちらがピンを利用し、g5のポーンがタダなのに気付きました。ただし、これで黒が戦えなくなるほど悪くなるわけではないのが、ナイドルフの怖いところです。]

14. Bxg5 b4 15. e5!

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[c3のナイトが狙われている今、ここが勝負どころだと読んで攻めにいきます。]

15... bxc3

[15... dxe5 16. Nxe6 fxe6 17. Bg6+ Kd8 18. Bxf6 Bxf6 19. Qxe6は白の攻めが強烈です。e5を突いて白マスビショップのラインを開け、Nxe6-Bg6+はよくある手筋です。]

16. exf6 Nxf6 17. Nf5

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[初めに考えていたのは、17. Nxe6ですが、17...fxe6 18. Bg6+ Kd8 19. Bxf6 Bxf6 20. Qxe6 Be7でこれ以上続かないと判断し、断念しました。しかし、18.Bg6+が余計なチェックで、18. Bxf6 Bxf6 19. Rxe6+なら白の攻めが決定的でした。ポイントは、キングがe8にいる場合、19...Be7には20.Rde1があるところです。本譜は黒がf5のナイトを取れないのを利用し、d6e7にプレッシャーをかけます。]

17... Kd7!

[しかし、これが素晴らしい1手でした。17... O-O-Oなら18. Nxe7+ Qxe7 19. Bh4でピンが強力ですが、本譜だとNxe7がチェックにならないので、18. Nxe7 hxg5! g5のビショップを取れます。センターのキングは一見危険に見えますが、(ましてdeに白ルークがいる中!)キング前のポーンが十分なガードをしてくれ、さらに必要であればd5にビショップを置けばガードはさらに固くなります。]

18. Bh4!

[ビショップはキープします。18... exf5 19. Qxf5+があるので、ピースはすぐに取り返せます。]

18... cxb2+ 19. Kb1 Nd5! 20. Bxe7

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20...Nxe7?!

[ここは、思い切って20... Nc3+! で勝負です。21. Kxb2 Rhb8 22. Kc1 Bd5!

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ANALYSIS  DIAGRAM

ならナイドルフ特有の複雑なポジションになり、どちらが良いのか判断がつきにくいポジションです。]

21. Nxe7 Kxe7 22. Qh4+ Kd7

[22... f6? 23. Bf5]

23. Qf6

[主導権は白にあります。]

23...Rhf8 24. f5 e5?

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[白マスを弱くする悪手です。24... Rae8なら黒は十分戦えます。]

25. Bc4!

[25... Qxc4? 26. Qxd6+でメイトになることを利用し、ビショップを最もアクティブなダイアゴナルへ。必要であればb3に引いてc2を守ります。]

25...Bxg2 26. Rxe5 Rae8 27. Rxe8 Rxe8 28. Qxf7+ Re7 29. Be6+ Kc6

[29... Kd8 30. Qf8+ Re8 31. Rxd6+]

30. Bd5+ Bxd5 31. Qxd5+ Kd7

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[31... Kb6 32. Qxd6+ Qxd6 33. Rxd6+ Kb5 34. Rxh6は簡単な白勝ちエンディングです。]

32. f6 Re6 33. Qf5 Qc8 34. Re1 Qg8 35. f7 1-0

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続く午後のラウンドはShao Wenbin2236)に黒。序盤で手順を間違え、1ポーンダウンになり、そのまま押し切られました。レイティングは2200台ですが、相手にチャンスを作らせない差し回しはマスターレベルです。

 

本トーナメントはGMIMなどが順当に勝つわけではなく、混戦です。そんな中、Lu Shangleiがレイティング通り、6.5Pで一歩抜け出しました。

 

残すところ1ゲームです。白なので勝って終わらせます!


建行杯@Suzhou -Day2-

 

この日からオープンセクション以外の大会がスタートするため、試合前に開会式がありました。来賓にかつての中国代表で今はナショナルチームのコーチであるGM Xu Junの姿がありました。(蘇州はXu Junのホームタウンです。)

 

開会の挨拶等が長引き、定刻の8:30を少し過ぎてからの試合開始となりました。私の相手は中学に入ったばかりくらいの少女。試合中は知りませんでしたが、あとでFIDEレイティングを調べたら1497というとんでもないunderrateぶり。少なくとも2100はあると感じました。

 

Baba, Masahiro (2303)

Sun, Jihan (1497)

Suzhou 2019(5)

 

1. e4 c5 2. Nf3 Nc6 3. Bb5 g6 4. O-O Bg7 5. Re1 Nf6 6. e5 Nd5 7. Nc3 Nc7 8. Bxc6 dxc6 9. Ne4 Ne6

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[Mamedov-Dubov戦のライン(9... b6 10. Nf6+ Kf8 11. Ne4 Bg4 12. d3 Bxe5 13. Nxe5!? Bxd1 14. Bh6+ Kg8)に飛び込まず、ソリッドな変化を選んできました。]

10. d3 O-O 11. h3 b6 12. a4 Nd4

[私は12... a5を予想していました。]

13. a5 Bf5 14. Bg5

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[e7のポーンを狙います。すぐのスレットはaxb6 axb6 Rxa8 Qxa8からのBxe7。同時に、Re8に対してのNd6の飛び込みなどの手を作ります。]

14...Nxf3+ 15. Qxf3 h6 16. Bh4 Qd7 17. Nd2 g5 18. Bg3 Be6 19. h4 g4 20. Qe2 Rae8

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[自然な手ではありませんが、黒が何らかのカウンターを模索しているのは分かります。]

21. Nf1 f5 22. exf6 exf6 23. Qd2 Kh7 24. axb6 axb6 25. Bf4

[ゆっくりピースの位置を改善します。]

25...Ra8 26. Ng3 f5 27. Nh5 Bd5

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[ここでちょっと見えにくい一連のコンビネーションを見つけました。]

28. Rxa8! Rxa8 29. Bxh6!!

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29...Bxh6 30. Nf6+ Kg6 31. h5+! Kg7

[31... Kxf6? には32. Qxh6+ Kf7 33. Qh7+

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ANALYSIS  DIAGRAM

で黒クイーンを引き抜いて勝ち。aファイルのルークを交換してeファイルにルークを残した意味がここにあります。]

32. Qc3!

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[これがコンビネーションのポイント。クイーンへの当たりが残っているため、黒はピースを返さざるをえません。]

32...Qf7 33. Nxd5+ Kg8 34. Nxb6

[これでポーンアップの上、cのダブルポーンもすぐに落ちます。]

34...Re8 35. Rxe8+ Qxe8 36. Qxc5?

[しかし、これは端折りすぎで、黒にチャンスを与えます。]

36... Qxh5?!

[私は36... Qe1+ 37. Kh2 Bf4+ 38. g3 Bxg3+ 39. Kxg3 Qg1+ 40. Kf4 +-しか考えていませんでしたが、ここで36... g3! という強力なカウンターがあります。]

37. Qxc6?

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[またもや欲張りすぎです。37.g3と突くべきでした。]

37... g3! 38. Qa8+ Kh7 39. Qf3

[一度a8でチェックを入れ、Qxf5がチェックになるような位置にキングを逃げさせ、あとは39... Qh2+ 40. Kf1 Qh1+ 41. Ke2 gxf2 42. Qxf2 Qh5+ 43. Qf3で勝ちだと思っていましたが、とんでもない手が来ました。]

39...Qg5!!

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[これが黒の強力な1手でした。バックランクでメイトが狙われていますが、白はg3のポーンをクイーンでもポーンでも取りづらい状況です。]

40. Qb7+

[まず、40. Qxg3?? には40...Qc1+ 41. Kh2 Bf4! があります。さらに、40. fxg3には40...Qe3+ 41. Qxe3 Bxe3+ 42. Kf1 Bxb6でナイトを取られます。ただし、本当はこのエンディングはポーンの多い白勝ちです。しかし、まずはナイトを取られないラインを探すのが人間の思考です。]

40... Kg8 41. Qb8+ Kh7 42. Qc7+ Kh8 43. Qe5+ Kh7 44. f4??

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[パニック!! 44. fxg3が勝ちにいくオンリームーブです。]

44... Qg4?!

[彼女が44...Qh5! を見つけなかったのはラッキーでした。h2d1でのチェックを同時に防ぐことはできず、黒勝勢となります。]

45. Kf1 Qd1+ 46. Qe1 Qxc2 47. Qe7+ Kg6 48. Qe8+ Kg7 49. Qd7+ Kg6 50. Qe8+ Kg7 51. Qd7+ Kg6

[黒には多くのスレット(Qf2# or Qd1# or Qxd3+)があるため、ドローにするのが正しい判断だと考え、ここでドローオファーしました。]

52. Qe8+ ½–½

 

駒得して勝勢になるまでは会心の出来でしたが、最後に崩れてしまい、残念です。しかし、なかなか緊迫感のあるファイティングゲームでした。

 

つづく午後のゲームですが、会場に行き、試合の準備をしていてもなかなか相手が現れず、試合開始時間になっても来なかったため、アービターが来て時計を止め、不戦勝となりました。(大会ではzero toleranceのルールが採用されている) 聞くと、相手がそれまで負けすぎ、残りのゲームを放棄し、トーナメントから去ったということです。試合できないのは心残りですが、おそらく試合をしていても結果は変わらなかったでしょう。

 

これで2.5P/6R。やはり最初の3戦連続0ポイントが影響して、なかなか上に上がっていけません。

 

試合会場の写真がないのは、会場に一切の電子機器を持ち込み不可になっているためです。会場に入る前にボディーチェックを受けます。写真はオーガナイザー側でいっぱい撮っているので、そのうちどこかで上がってくるでしょう。

 

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食事会場も飽和状態で、中に入り切れません。中国はどこに行っても人、人、人!


建行杯@Suzhou -Day1-

 

蘇州でのオープントーナメントに来ています。2日目の午後のラウンドからの参戦です。

 

http://chess-results.com/tnr426566.aspx?lan=22

 

会場はPullman Changshu Leemanホテルで、大会会場も食事会場も部屋もすべて立派で、とてもよくオーガナイズされています。

 

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にもかかわらず、今回のトーナメントはInternationalではなく、National Tournamentなので、すでにある程度の不便さ、不具合は感じています。

 

・英語での大会詳細情報がない

WeChatが無いとオーガナイザーにコンタクトが取れない(はじめはメールを出したが返信無し)

WeChat Payか中国の銀行口座を持っていないと参加費を支払えない

・スターティングリストがいい加減。2400+のプレーヤーもレイティング0で登録されている

byeの制度がない

 

特に最後のbyeについて、私は13Rbyeと伝えたものの、ペアリングを見るたびに組まれていてオーガナイザーにどうなっているのか問い合わせていました。どうもbyeの制度がなく、不戦敗扱いになるということ。ポイントはともかく、試合ができなかった相手には申し訳ないので、その旨は説明しておいてとオーガナイザーに伝えると、「No Problem」だと。オーガナイザーにとっては「No Problem」かもしれませんが、相手にとっては、「Problem」では?...

 

そういうわけで、中国国内での初戦は最下位ボードからのスタートです。

 

Ma, Ruiyi (UR)

Baba, Masahiro (2303)

Suzhou 2019(4)

 

1. c4 e5 2. Nc3 Nc6 3. Nf3 Bc5 4. g3 a6 5. Bg2 d6 6. O-O Nf6 7. a3 O-O 8. d3 h6 9. Nd2?!

[ここからの白のセットアップはやや疑問です。 9. e39. b4が自然に見えます。]

9...Ba7 10. h3 Ne7

[d5のマスをカバーしつつ、白のロングダイアゴナルの威力を緩和します。]

11. Kh2 c6 12. f4?

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[自身のキングまわりを極端に弱めるので悪手です。]

12...exf4

[はじめは12... Nf5を考えましたが、13. Nde4で、exf4に対して白はビショップでポーンを取り返せると問題ありません。]

13. Rxf4 Nh5 14. Rf1
[14. Rh4? Nxg3 15. Kxg3 Nf5+]

14... d5

[h2-b8ダイアゴナルを開きます。]

15. cxd5

SZ2.gif

[相手はここで時間を使わずにポーンを取ってきましたが、私の頭の中には次の1ショットがありました。]

15...Nxg3! 16. Rf3

[16. Kxg3 Qc7+ 17. Rf4 (17. Kf3 Nf5 18. Qe1 Be3) 17... g5 18. Nde4 Nf5+ 19. Kh2 gxf4 20. Nf6+ Kh8が私の考えていた変化の1つです。]

16... Ngf5 17. Nde4 cxd5

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18. Ng3 Nxg3 19. Kxg3 Nf5+ 20. Kh2 Nh4 21. Rf1

[21. Rg3? Bb8]

21... Be6

SZ4.gif

[安全に1ポーンを守ります。]

22. Bf4 Nxg2 23. Kxg2 Qh4 24. Rf3 Bxh3+!

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[小さなタクティクス]

25. Rxh3 Qxf4 26. Rf3

[26. Nxd5? Qg5+]

26... Qe5 27. Qf1 Bb8!

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[1手メイトを狙い、同時にRf5を防ぎます。]

28. Kf2 Bc7 29. Ke1 Ba5 30. Kd1 Bxc3 31. Rf5 Qc7 32. bxc3

[32. Rc1 d4]

32... Qxc3 33. Rc1

[33. Rxd5? Qb3+]

33... Qb3+ 34. Kd2 Rac8! 35. Rxc8 Rxc8 36. Qf4

[36. Rxf7? Rc2+ 37. Ke3 d4+! で白はルークを失います。]

36... Qb2+ 37. Ke3?! Re8+ 38. Kf3 Qxe2+ 39. Kg3 Re3+ 40. Kh4 g5+

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[パペチュアルチェックはありません。]

41. Rxg5+ hxg5+ 42. Qxg5+ Kf8 43. Qh6+

[43. Qd8+ Re8 44. Qd6+ Qe7+]

43...Ke8 44. Qh8+ Kd7 45. Qf8 Qf2+ 46. Kh5 Rh3+ 47. Kg5 Rg3+ 48. Kh6 Qh2# 0-1

SZ10.gif

[小さなタクティクスを重ねて中国国内初戦勝利。]

 

 

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スイートルーム!長江の見える部屋!

 

しかし、これにはちょっと訳がありました。

 

とりあえずホテルに到着してチェックインを済ませて部屋に入ると、そこには人が!(あとで分かりましたが、彼はIM Li Boでした。)

 

どうやら、参加費として支払った2460元はホテル宿泊費も含まれていたようでしたが、この破格の価格の裏には他の参加者と相部屋となることが条件にあったようです。

 

私は他の予約サイトでホテルは取ってあったのでダブルブッキングになっていました。(オーガナイザーと会話したとき、「部屋が少なくなってきたから急いだほうがいい」と言われ、「ホテルは抑えたよ!」と返したのでホテルは自分でとるものだと疑っていませんでした。)

 

返金不可のプランで予約していたので、当然1人部屋に移動とするわけですが、そこで問題発生。

 

ホテル側が部屋はもうないと説明。(これからの3連休は約300人のプレーヤーとその家族でホテルの部屋がほとんど埋まる)

 

慌てて予約サイトに電話してホテルのフロントに確認するよう言うと、いろいろ調整したようで、スイートルームが1つあるということ。1日あたり+200元でトータル600元(10,000円くらい)上乗せになるが、そのプランはどうかと言われたので、承諾。

 

とりあえず1人部屋に移れたので結果オーライです!


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