Cappelle la Grande 2020 -開幕-

昨日スタートしました。今年は日本から4名が参戦中です。

 

一昔前に比べれば規模は縮小したものの、最終的には330名もの参加者を集めるのはさすが、ヨーロッパの伝統ある大会です。

 

この大会の長所としては招待選手に対しては宿泊補助(ツイン+朝食)があります。短所としてはパリからもブリュッセルからもロンドンからも遠い、観光するところがない(Cappelle村で探索できるのはスーパーくらい?)、ホテルから会場まで遠い(ホテルを選べない)、飽きないよう食べるものを探すのが難しい、といったところでしょうか。しかし、短所を逆手に取れば、集中してチェスだけできる環境と言えるでしょう。

 

 

現在、R.2が進行中です。

 

ペアリング・結果は以下のリンクから確認できます。

http://www.echecs.asso.fr/FicheTournoi.aspx?Ref=49255

 

ペアリングは3グループに分けての加速スイス。1番上のグループは2P、真ん中のグループは1Pの加速ポイントが与えられているため、完全スイスの様態となるのは中盤以降となります。

 

Live Gameもありますが、中継されているのは20ボードもないため、ゲームは参加者の皆さんからの報告を待つとしましょう。


Portugal Open Rapid 2020

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本戦であるClassicalトーナメントの翌日、同会場でRapidトーナメントが開催されました。15+5/手のタイムコントロールのゲームを1日で8Rを戦います。Classicalトーナメントには出てRapidトーナメントには参加しなかったプレーヤーもいたり、その逆もいたりしましたが、総勢200名近くのビッグトーナメントでした。

 

海外でこのようなRapidトーナメントに参加するのは初めてで、まして15+5/手のタイムコントロールも経験したことがなかったので、どうなるものかなと思いながらも楽しんでこようと朝から会場に向かったのでした。

 

 

 

45番ボードまでセンサーボードでした。

 

 

今回は順調にR.1R.2を勝ち、続くR.3がこの大会のハイライトでした。

 

Baba, Masahiro (FM,2274,JPN)

Grigoryan, Karen (GM,2667,ARM)

Portugal Open Rapid 2020(3)

 

[前日、Classicalトーナメントを優勝したアルメニアのGMGrigoryanとの対戦。試合前、「Congratulations!」と声をかけ、「Thanks!」と返してきたGrigoryan。笑顔でゲーム開始となりました。ちなみにこの時点でGrigoryanRapidランキングは世界69位でした。]

1. e4 c5 2. f3 d6 3. d4 cxd4 4. Nxd4 Nf6 5. Nc3 a6 6. Bg5 Nbd7 7. f4

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[相手がNajdorfプレーヤーであることは知っていましたが、18ゲームをこなすマラソントーナメントなので、当然、準備の時間はありません。これまで、6... Nbd7ラインには7. Bc4を指していましたが、このゲームでは研究ラインを試すことにしました。]

7... Qc7 8. Qf3 h6 9. Bxf6 Nxf6 10. f5 Qc5 11. O-O-O g5 12. fxg6!?

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[これが面白いと思っているラインで、白はエクスチェンジを捨てる(1ポーンのお釣りはくる)代わりに黒の白マスの弱さを利用してアタックします。]

12... Bg4 13. gxf7+ Kxf7 14. Qd3 Bxd1 15. Nxd1

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[判断は難しいところですが、白は1ポーン以上の代償はあると思います。何より、次の数手の白のセットアップが分かりやすいです。]

15... e6 16. g3 Bg7 17. Bh3 Rhe8 18. Ne3 b5 19. Rf1 Qh5

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[白ルークがh2の守りから動いたタイミングでこのクイーンの手は予想していました。これに対しては次の1手です。]

20. Bxe6+! Rxe6 21. Nxe6 Kxe6 22. Rf5

[ここは本譜と22. Nf52択でしたが、Nf5には22... Qg5+があります。20. Bxe6+の時点で本譜のように指すつもりでした。]

22... Qe8 23. e5!

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[これは直感で指しました。黒キング前のポジションをできるだけ開くため、ポーンを突き捨てます。]

23... dxe5 24. Qb3+ Kd7

[human decisionです。本譜よりベターかもしれませんが、誰も24... Kd6!? とは指さないのではないかと思います。]

25. Nd5 Qe6

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[25... Nxd5 26. Qxd5+ Ke7 27. Qb7+ Ke6 28. g4で黒がディフェンスするという展開もあるようですが、これもhuman decisionで、誰もe6にキングが上がる展開は望まないでしょう。]

26. Nxf6+ Bxf6 27. Rxf6! Qxf6

[27... Qxb3? 28. axb3は白がポーンアップの上、ルークもずっとアクティブなため、この交換は間違いです。Najdorfのエンドゲームでは、a6-b5のポーンコンビは弱点にしかならず、いつも役に立ちません...]

28. Qd5+

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[一連のコンビネーションのポイントです。カッコよく両取りが決まりますが、実際はドロー以上にはなりません。]

28... Ke7 29. Qb7+!

[a6を取ったときにチェックになるよう、この1手を挟みます。]

29... Ke6 30. Qxa8 Qf1+ 31. Kd2 Qf2+ 32. Kd1 Qg1+

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[Qf1+Qf2+で黒はドローにできますが、手番を持っている黒はもう少し可能性を探ります。]

33. Ke2 Qxh2+ 34. Kf1 Qh3+ 35. Kf2 Qf5+ 36. Kg1

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[これで黒にさらなるチェックは無く、黒としては仕方がなくクイーンサイドのポーンの取り合いとなります。]

36... Qxc2 37. Qxa6+ Kf5 38. Qxb5 Kg4?!

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[黒が38... Qb1+? a2のポーンを取りに行くと、39. Qf1+! でクイーンの強制交換となり、交換後は白勝ちのポーンエンディングになります。38... Ke4なら黒キングが十分アクティブで、白はパペチュアルでドローにする他ありません。e5がフリーで落とせるようになり、何かトラップがあるのかと疑いながらも特に何もなさそうだったので、もらえるものはもらっておきます。]

39. Qxe5 Kh3 40. Qe6+ Kxg3 41. Qe3+

[41. Qe1+ Kg4 (41... Kf3? 42. Qc3+ Qxc3 43. bxc3 +-) 42. Qb4+ Kg5 43. a4だと、白がわずかに勝ちのチャンスがありそうです。ただ、これだけキングの囲いがないと、パペチュアルチェックを避けるのは困難でしょう。局後、Grigoryane1のマスを指差し、危なかったというジェスチャーをしたのは、ここのことだと思います。]

41... Kg4

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[41手目のチャンスを逃した今、もうチャンスはなく、よく戦ったと納得し、最後のポーンを取ります。]

42. Qxh6 Qb1+ 43. Kg2 Qxb2+ 44. Kg1 Qa1+ 45. Kg2 Qxa2+ 46. Kg1 ½–½

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[この状況で私からドローオファー。相手は少し考え、ドローに同意しました。最終的にGrigoryanRapidトーナメントも優勝。圧倒的な強さでPortugal Openを制しました。]

 

 

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このトーナメントの中から、もう1ゲーム、一番クリーンな勝ちのゲームを紹介します。

 

Baba, Masahiro (FM,2274,JPN)

Fernandes, Miguel (1987,POR)

Portugal Open Rapid 2020(5)

 

1. e4 c6 2. d4 d5 3. Nc3 dxe4 4. Nxe4 Nf6 5. Nxf6+ exf6

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[カロカンのサイドラインですが、近年はトッププレーヤーも採用しています。6... gxf6と取り返す手もありますが、本譜のほうが人気です。]

6. c3 Bd6 7. Bd3 O-O 8. Ne2 Re8 9. Qc2 h5!?

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[h7のポーンを取られないようにしつつ、0-0のあと白のナイトがg3に来た時、h5-h4で追い払う狙いがあります。]

10. Be3 Be6 11. O-O-O Nd7 12. c4 Nf8 13. Nc3

[このラインでは逆サイドにキャスリングしていますが、無理やりキングサイドから攻めるのではなく、センターを取りにいくのが白の正しい指し方だと考えています。]

13... a6 14. h3 b5 15. c5 Be7 16. Be4 Rc8

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[私の読みでは、16... b4 17. d5! bxc3 18. dxe6 cxb2+ 19. Kb1 Qc8 20. exf7+ Kxf7 21. Qc4+は白優勢です。]

17. d5! cxd5 18. Nxd5 Bxd5 19. Rxd5 Qa5?! 20. Kb1 g6 21. h4 f5

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22. Bxf5!?

[ここはアタックが続くと読んで、ビショップを捨てます。Classical本戦ではもっとソリッドなプレーをしていましたが、これはRapidなので、直感を大事にします。]

22... gxf5 23. Qxf5 Ng6 24. g4!

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[黒クイーンがa5で遊んでいる今、キングサイドから畳みかけに行きます。24... hxg4 25. h524... Nxh4 25. Qxh5も白のアタックが強力です。]

24... Qa4 25. gxh5 Nxh4 26. Rg1+ Kh8 27. Qxf7 Qe4+ 28. Ka1 Rg8

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[黒はかろうじてメイトを防ぎ、白の弱点のバックランクへ反撃を狙いますが...]

29. Bd4+! Qxd4 30. Rxg8+ Rxg8 31. Qxg8+ Kxg8 32. Rxd4 Nf5 33. Rd5

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[強制手順の駒交換後、残ったのはセンターを制圧するルーク。そしてcポーンが止まりません。]

33... Ng7 34. c6 Ne6 35. c7! 1-0

[35... Nxc7 36. Rd7で黒はどちらかのピースを失うので、ここでリザインしました。]

 

 

最終順位は13位とこれまたスタートランキングの29位を大きく上回り終了。プライズは10位までだったので入賞はしませんでしたが、満足な結果です。レイティングは+14.8で、Classicalのレイティングより高くつくことになります。

 

最終結果

http://chess-results.com/tnr484680.aspx?lan=22&art=1&rd=8&flag=30

 

 

総じて良い大会でした。

Obrigado!!

 

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Portugal Open 2020 -Second Half-

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後半戦4戦はタイトルホルダーとの対戦でした。まずはポルトガルの若きIMと。2016年のBaku2018年のBatumiではポルトガルのオリンピアード代表です。

 

Baba, Masahiro (FM,2274,JPN)

Sousa, Andre Ventura (IM,2391,POR)

Portugal Open 2020(6)

 

1. e4 e5 2. Nf3 Nc6 3. Bb5 a6 4. Ba4 Nf6 5. O-O Be7 6. Re1 b5 7. Bb3 d6 8. c3 O-O 9. h3 Nb8 10. d4 Nbd7 11. Nbd2 Bb7 12. Bc2 Re8 13. Nf1 Bf8 14. Ng3 g6

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[Breyerのメインになりました。それなりに経験のある形でしたが、15... Nb6のあとの指し方が良く分からず、少し不利な局面となります。]

15. a4 Nb6 16. b3 bxa4 17. bxa4 a5 18. Bd3 Qc8 19. Bg5 Bg7 20. Rb1 h6 21. Bd2 Ba6 22. Bb5 c6 23. Bxa6 Qxa6 24. Nh4 Nc4 25. Bc1 d5 26. Qf3 exd4 27. cxd4 dxe4 28. Nxe4 Nxe4 29. Rxe4 Rxe4 30. Qxe4 Nd6 31. Qc2 Re8

[ここまであまり時間を使わず指してきた相手ですが、この1手に45分もの持ち時間を費やしました。おそらく、32. Nf3 Bxd4!? 33. Nxd4 Re1+ 34. Kh2 Qf1のようなアタックが決まるかどうか考えていたのだと思います。]

32. Be3

[とりあえずeファイルへのルークの侵入を防ぎます。32... Nc4には33. Qd3! があるので、このビショップはアタックされません。]

32... Qc4 33. Rc1 Qxc2 34. Rxc2 Rc8?

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[これは大きなミスで、ルークのアクティビティーを失うことになります。このあと「クイーンサイドのポーンをアタックする白 vs クイーンサイドのポーンを守る黒」という構図になり、局面が自分に有利になったと感じました。34... Re4 35. Nf3 Nf5ならc6d4のポーンの交換でイコールです。]

35. Nf3 g5 36. g4 f5 37. gxf5 Kf7

[37... Nxf5には38. Rc5! があります。単純に1ポーンを守って丁寧に指せば白勝ちなので、このあたりから勝ちを意識し始めました。]

38. Rc5 Nb7 39. Ne5+ Bxe5 40. Rxe5 Rd8 41. Kg2 Rd5 42. f4 Kf6 43. fxg5+ hxg5

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44. Rxd5!

[44. Re6+ Kxf5 45. Rxc6とポーンを取りに行くと、45... Ke4でアンクリアーに見えました。]

44... cxd5 45. Bd2 Kxf5 46. Kf3 Kf6 47. Kg4 Kg6

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48. Bxg5

[ちょっと焦りすぎました。こういう場面でこそTriangulationというテクニックが使えます。48. Bc3! Kf6 49. Be1! Kg6 50. Bd2なら手番を相手に渡し、次にチェックでg5のポーンを落とせます。50... Kf6(Kh6) 51. Bxg5+ Kg6 52. Bd2でこれは簡単な白勝ちのエンディングです。もちろん、本譜のようにすぐに取ってもまだ白勝ちです。]

48... Nd6 49. Bd8 Nc4 50. h4?! Ne3+ 51. Kf4 Nc4

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52. Bxa5?

[ここで2パスポーン vs ナイトの幻想が見えてしまいました。52. Bg5ならまだ勝ちに行けたでしょう。]

52... Nxa5 53. Ke5 Nc4+!

[この単純なチェックを見落としていました。]

54. Kxd5 Nb6+ 55. Kc6 Nxa4 56. d5 Nb2! 57. d6 Nc4 ½–½

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[58. d7 Ne5+でドローです。勝てるゲームだっただけに悔いが残りました。]

 

 

続くR.7はポルトガルのDamaso, Rui (IM,2420)との対戦でした。彼は何度もポルトガルの代表としてプレーしてきた、おそらくポルトガルのチェスプレーヤーなら知らない人がいないようなレジェンドでしす。何でも指せるプレーヤーなので有効な対策はできず、とりあえず出たとこ勝負で勝負することに。

 

しかし、ボードに座って対戦を待っていると、なかなか相手が来ません。15分、20分を過ぎても現れないので、さすがに多くのプレーヤーが何事かと思って私のボードのところに見に集まって来ます。30分、40分を過ぎても来ないので、私ももう来ないかと対戦をあきらめかけていました。(60分遅刻で不戦敗)しかし、45分を過ぎたところで相手が現れ、試合開始となりました。

 

45分リードしていたにもかかわらず、ナイドルフの6. Bd3を初めて経験することになり、このゲームは完敗でした。

 

R.8はポルトガルの女子代表WFMと。1900台でしたが、大会を通じて2100台に3勝しているため、実力はもっとありそうです。(最終的に女性のカテゴリーで1位でした。)実際、なかなか優勢にならなかったのですが、最後は相手のミスを咎めて貴重な勝利。

 

 

 

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迎えた最終ラウンドは黒でスペインのIMと。上位に勝つ最後のチャンスだったので全力でゲームに臨みます。

 

Alshameary, Puente Ismal (IM,2385,ESP)

Baba, Masahiro (FM,2274,JPN)

Portugal Open 2020(9)

 

1. d4 Nf6 2. c4 g6 3. Nc3

[ここで早くもプリパレーションを外れます。相手のゲームを調べる限り、Kings IndianGrunfeldに対してはg3からフィアンケットを組んでいたので、最もオーソドックスな本ラインはノーマークでした。さらに言えば、相手はGrunfeldプレーヤーであり、こちらのGrunfeldも周到に準備されると分かっていたので、この日はKings Indianのフィアンケットを指す予定でした。しかしながらの3. Nc3で、ここはもう真っ向勝負しかありません。意を決してGrunfeldに飛び込みます。]

3... d5 4. cxd5 Nxd5 5. e4 Nxc3 6. bxc3 Bg7 7. Bc4

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[白番を持って自分の黒番のレパートリーを指される場合、一番指されて嫌なラインを指すのが普通なので、私の相手はこのラインがGrunfeldの白番で強力だと考えているのが分かります。]

7...c5 8. Ne2 Nc6 9. Be3 O-O 10. O-O Bg4 11. f3 Bd7 12. Rb1 Rc8

[12... Qc7がメインなのは分かっていましたが、あえて昔のレパートリーを試してみます。本譜のように、先にRac8だと、Rac8-Rfd8-Be8のセットアップしかできず、Rad8-Bc8のセットアップができないデメリットはあります。もちろん、13. Rxb7? Na5! は白ダメです。]

13. Bd3 Qc7 14. h4!?

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[なりふり構わずh4を突く手は、最近Carlsenも採用していますが、f2-f3で黒マスを弱めている場合、効果がいかほどか分かりません。]

14... Rfd8 15. Bf4 e5 16. Bg5

[16. Bg3には、16... cxd4 17. cxd4 Nxd4! 18. Nxd4 Qc5でセンターを捌いて黒が指しやすいと考えていました。]

16... Re8

[ここでエクスチェンジを捨てて戦おうかとも考えました。具体的には、16... cxd4!? 17. cxd4 Nxd4 18. Nxd4 exd4 19. Bxd8 Qxd8で、白のキング廻りの黒マスが弱くなったのを利用してアタックを考えましたが、20. Rxb7でルークがビショップに当たり、すぐに20... Qxh4と取れないのであきらめました。]

17. d5 Na5 18. Qd2

[18. c4 b5 19. cxb5 c4 20. Bc2 Qc5+ 21. Kh1 Bxb5ならポーンを回収でき、クイーンサイドで手を作れるので問題ありません。]

18... c4

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[前手と違って、Qc5+に対してはBe3と下がる手があるため、b7-b5のブレークは通用しません。ここは白のc3-c4を防ぐしかありません。]

19. Bc2 b6

[c4に飛び込むことができないため、ナイトをb7-d6のルートで戦いの場に戻します。20. d6が少し気になりましたが、20... Qc621... Nb7から、いずれd6のポーンは落とせるだろうと読んで、問題ないと判断します。]

20. h5 Nb7 21. h6 Bf8 22. Kh1 Nd6

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[f7-f5を狙います。f7-f5のあと、f5-f4でキングサイドを固めてしまえば、Nd6-f7などでh6のポーンも落とせ、キングサイドでやりたい放題なので、当然、白はこれを防ぐ1手です。]

23. Bf6! Nb5

[f7-f5ができない今、プラン変更でナイトを別ルートで活用します。]

24. Qg5 Na3

[白がf3-f4とポーンを進めたいのは明らかなため、突いたときに弱まるe4ポーンの守りであるc2のビショップを消しておきます。]

25. Rb2 Nxc2 26. Rxc2 Qd6

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[f6のビショップが動けないのを利用して、単純にh6に突き刺さる邪魔なポーンを取りに行きます。ここからの数手の応酬が、このゲームで最も緊迫した場面です。]

27. f4! Bxh6 28. Bxe5! f6!?

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[28... Bxg5 29. Bxd6 Bh6 30. Ng3は白のセンターを崩せないので却下。28... Qxe5 29. Qxe5 Rxe5 30. fxe5 Re8とエクスチェンジを切って戦うことも考えましたが、いまいちダブルビショップが活きないので、もう少し手をひねって出した答えが本譜です。]

29. Qxh6

[29. Qxf6? Qxf6 30. Bxf6 Rxe4は白のセンターが崩壊。29. Bxd6 fxg5 30. fxg5 Bxg5 31. e5 Bf5! は明らかに黒のダブルビショップが活きてくるので、この展開を狙っていました。]

29... fxe5 30. Ng3 exf4 31. Rxf4 Rf8 32. Rcf2 Rxf4 33. Rxf4

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[Nh5が決定的なスレットになっているので、これに対応しなければいけません。]

33... Qe7!

[落ち着いてこの手を見つけました。ケアレスな33... Qe5? には、34. Rh4 Qg7 35. Qxg7+ Kxg7 36. e5でパスポーンのペアが強力です。いま、白の2連ポーンは一見怖く見えますが、すぐに進める手が無いのと、黒にはb5-b4cポーンをパスポーンにする明確なカードがあるため、局面はだいたいバランスが取れています。]

34. e5?

[e4の好ポストにナイトを持っていくことができるので、一見魅力的な突き捨てに見えますが、しっかりディフェンスがあるのでやりすぎな1手です。おそらく、焦りがあったのでしょう。]

34... Qxe5 35. Ne4 Bf5 36. Qg5

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[36. Ng5 Qg7 37. Qxg7+ Kxg7 38. g4 h6は読んでいた展開で、ピース交換してルークエンディングになったら黒が怖いことは何もありません。次のNf6+が見え、手拍子で36... Rf8と指すのをこらえ、Nf6+が大したスレットになっていないことを読み、次の手を見つけました。]

36... h6!

[これで白は困ります。37. Nf6+ Kf737. Qxh6 Bxe4もマテリアルダウンを避けられないので...]

37. Rxf5!

[ベストチャンスです。それでも黒に正確にディフェンスされると十分ではありません。]

37... Qxf5 38. Qe7

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38... Rf8

[今度はNf6+が決定的なスレットのため、これを防ぎます。気を付けなければいけないのは、38... Qf7?? 39. Qxf7+ Kxf7 40. Nd6+ +-]

39. d6 Rf7!

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[d7のマスをカバーすることで、これ以上のdポーンの前進を止めます。]

40. d7?

[40. Qe8+ Kg7でも、白にこれ以上手はありませんが、本譜は黒にとって簡単になります。]

40... Rxe7

[40... Qxd7?? 41. Nf6+だけはNGです。]

41. d8=Q+ Qf8 42. Qd5+ Kh7 43. Kg1 Qf4 0-1

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[メイトになるか、ナイトを失うかなので、白はここであきらめました。最終戦の大きな勝利です!]

 

 

こうして6.5P/9で終了。最終順位は20位とスタートランキングの47位を大きく上回る結果でした。入賞もあるかなと思いながら最終結果が出るのを待っていましたが、プライズは18位までで入賞ならず。さすがに初戦で負けているので入賞は望みすぎでしょう。レイティングは±0! でした。

 

最終結果

http://chess-results.com/tnr484679.aspx?lan=22&art=1&rd=9&flag=30

 

 

次回はRapidトーナメントのレポートです。

 

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Portugal Open 2020 -First Half-

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Lisbonで開催されたPortugal Openに参加してきました。前々から気になっていたトーナメントでしたが、幸運にも春節休暇と日程が重なったので迷わず参加を決めました。

 

タイムテーブル

1/25(Sat)  14:30  Opening ceremony

1/25(Sat)  16:00  R.1

1/26(Sun)  14:00  R.2

1/26(Sun)  19:30  R.3

1/27(Mon)  19:00  R.4

1/28(Tue)  19:00  R.5

1/29(Wed)  19:00  R.6

1/30(Thu)  19:00  R.7

1/31(Fri)  19:00  R.8

2/ 1(Sat)  14:00  R.9

2/ 1(Sat)  19:00  Closing ceremony

2/ 2(Sun)  10:00  Rapid

 

ポルトガルというと、何といっても遠いのがネックだと思います。(中国からだと日本からよりは気持ち近めですが... 昨年の秋、SeoulからLisbonへのアシアナ航空の直行便が就航したため、だいぶ行きやすくなったとはいえ、13時間半のフライトです。ただ、開催場所がLisbonということで、CappelleBruggeと違って、空港に到着してからさらに移動ということはないのは楽です。

 

大会会場は市の中心部からメトロで数駅離れたところでした。どこに泊まるか考えましたが、平日の試合が19:00開始と遅いこともあり、遅くまで開いているレストランが近くにある市中心部に泊まることにしました。実際、大会会場付近にはあまりホテルや店がなく、他に選択肢はなかったと確信しました。ホテルから大会会場は、メトロと徒歩で30分弱でした。

 

1/25()16:00からR.1開始のため、プレーヤーは15:00までに受付を済ませるルールでした。早めに受付を済ませ、試合開始を待ちました。参加者は220人弱、スタートランキングは47位でした。Portugal Openはポルトガル最大のオープントーナメントで、最もハイレベルです。

 

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今回は夏のBrugge Mastersでフライトがキャンセルになり、初戦に間に合わなかった経験を踏まえ、大会3日前にはLisbon入りしていました。ジェットラグも直して、ある程度ポルトガルの生活に体を慣らして臨んだ初戦でしたが...

 

 

Counhago, Edger (1682,POR)

Baba, Masahiro (FM,2274,JPN)

Portugal Open 2020(1)

 

1. d4 Nf6 2. c4 g6 3. Nc3 d5 4. Nf3 Bg7 5. g3 O-O 6. Bg2 dxc4 7. Ne5 c6 8. Nxc4 Be6 9. Ne5 Nbd7 10. Nf3 Nb6 11. O-O a5

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12. a4 h6 13. h3 Nc4 14. Re1 Qb6 15. Rb1 Nd5 16. Nxd5 cxd5 17. b3 Nd6 18. Ba3 Ne4 19. Rc1 Rfc8 20. Qd3 Bf6 21. e3 h5 22. Ne5 Bf5

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23. g4! hxg4 24. hxg4 Be6 25. Bxe4 dxe4 26. Qxe4 Qxb3 27. Bc5 b6? [27... Kg7] 28. Rb1 Qxa4 29. Rxb6!

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[このルークでポーンを取る手を見落としていました。ルークでの取りに対しては、横のピンを利用してRxc5が可能だと思っていましたがa8のルークが浮いていることに気が付きます。]

29... Qa2?

[パニック! 29... Bxe5 30. Qxe5 Qd7なら黒OK]

30. Nxg6! Kg7 31. Nxe7 Rxc5 32. Qxa8 Bxe7 33. dxc5 Qd2 34. Reb1 Bd5 35. Qb8 Bxc5 36. Qe5+ 1-0

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[ショッキングな敗戦でしたが、終始、相手の差し回しがソリッドで、決定的なチャンスを作ることはできませんでした。]

 

 

初戦負けたので、しばらくは下位のプレーヤーとの対戦が続きます。結局、R.2からR.5まで4連勝し、前半戦を終了。その中で一番好きな勝ちはR.3のゲームです。

 

Morais, Vitor (NM,1864,POR)

Baba, Masahiro (FM,2274,JPN)

Portugal Open 2020(3)

 

[このゲームはダブルラウンドの日曜日の2戦目です。相手は地元のプレーヤーで、NM(ナショナルマスター)のタイトルを持っていました。NMFIDEの公式なタイトルではありませんが、ポルトガル国内では独自にこのようなタイトルを定めています。今は1800台ですが、1990年代は2200台あったプレーヤーなので、実力者です。]

1. c4 e5 2. Nc3 Nc6 3. g3 Bc5 4. Bg2 d6 5. e3 a6 6. Nge2 h5!?

Por5.gif

[最近はAccelerated Karpov Systemと呼ばれているこのラインを積極的に採用しています。]

7. h4 Nf6 8. d4 Ba7 9. b3 Bg4

[9... Bf5と迷いましたが、単純にd4取りがスレットになっている本譜を選択。]

10. Qd2 O-O 11. d5 Ne7 12. Bb2 Rb8 13. O-O Qd7 14. Rae1?!

[これは少し奇妙な配置に見えました。(普通はRac1 ただ、この後の手で分かるように、c1はナイトのマヌーバリングのために空けたかったということです。]

Por6.gif

14... Bh3 15. Nc1 b5 16. cxb5 axb5 17. e4

[a7-g1のダイアゴナルが開くので、白は指したくない手ですが、d5を守るために仕方ありません。d5の守りであるc3のナイトのポジションをキープしようとして17. b4なら、17...Bxg2 18. Kxg2 Qg4! で、Nf5-Nxh4Qxb4のダブルスレットになります。]

17... Nh7 18. Kh2 Bxg2 19. Kxg2 b4 20. Nd1 f5 21. f4 Nf6 22. exf5 22... Nxf5

Por7.gif

[タイムリーにfファイルを開き、アタックの準備が整いました。]

23. fxe5 Nxh4+! 24. gxh4

[24. Kh1 Qh3+ 25. Qh2 Qxh2+ 26. Kxh2 Ng4+ 27. Kh3 Nf3 -+]

24... Qg4+ 25. Kh1 Ne4! 0-1

Por8.gif

[Qh3+Ng3+など、数多くのスレットを受けることはできないので、白はここでリザインしました。]

 

 

R.6から始まる後半戦はタイトルホルダーとの戦いです。後半戦のレポートは近いうちにアップします。


Portugal Open 2020

logotipo-open-pt-1.png

 

https://www.portugalopen.fpx.pt/

 

期間2020/1/252/2

場所Lisbon

形式Classical 9R加速スイス式(FIDE公式戦), 90+30/

Rapid 8R加速スイス式(FIDE公式戦), 15+5/

タイムテーブル

1/25(Sat)  14:30  Opening ceremony

1/25(Sat)  16:00  R.1

1/26(Sun)  14:00  R.2

1/26(Sun)  19:30  R.3

1/27(Mon)  19:00  R.4

1/28(Tue)  19:00  R.5

1/29(Wed)  19:00  R.6

1/30(Thu)  19:00  R.7                                    

1/31(Fri)  19:00  R.8

2/ 1(Sat)  14:00  R.9

2/ 1(Sat)  19:00  Closing ceremony

2/ 2(Sun)  10:00  Rapid


2019総括

今年もあと残りわずかとなりました。

例年通り、今年の総括です。

 

2019年の戦績は以下の通り。

 

====================

試合数:25試合(□13 12

結果:(勝ち12 負け6 ドロー7

勝率:62.0%

====================

 

日本を出て14ヶ月が経ちました。今年のチェスは非常に少なめで、まともなクラシカルのトーナメントは4月のSuzhou8月のBruggeでの2トーナメントだけでした。SydneyでのBlitzトーナメント、ShenzhenでのRapidトーナメントなど細かい大会の経験はしましたが、盤上で集中して相手の駒と向き合う時間は短かったと思います。

 

2020年は今年よりは積極的にプレーしたいと思います。まずは年明け2020125日〜22日のLisbonでのポルトガルオープンに出場します。クラシカル9+ラピッド8戦です。今はなるべく色々なトーナメントの経験をしてみたいので、日本国外でのプレーが中心となると思いますが、機会があればNCSでのトーナメントにも参加したいと考えています。

 

それでは皆様、良いお年を!


Global Chess Festival in Dalian

WeChat Image_20191009180523.jpg

 

10/12()PolgarGlobal Chess Festival Dayで、Budapestのみならず各地でイベントが行われました。大連でも5Rのブリッツトーナメントが開催されると知ったので、参加してきました。

 

会場は大連医科大学敷地内のホテルのカフェでした。この会の主体が大連医科大学で医学を学ぶ留学生なので、参加者のほとんどはアフリカ、インド、アラブ諸国といった中国ではちょっと異色な顔ぶれでした。思い返せば今までOTBでアフリカのプレーヤーと対戦したことはなく、アフリカ勢との対戦は今回が初となりました。

 

何となく奇妙な疎外感を感じながら待っていると、だんだん人が集まり始め、トーナメント開始となりました。5分差し切りは久しぶりで、年々ブリッツが弱くなっているのは分かっていますが、この日は5戦全勝。私のプレーが良かったというよりは特に強いプレーヤーがいなかったというのが本音です。

 

結果、優勝で賞金100(1500)とチェスセットをもらい、解散。何か大きな収穫があったかと言われればそうではなかったですが、とりあえずこういうコミュニティーもあるんだなということは分かりました。

 

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Shenzhen Rapid 45 Open -Li Bo wins-

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9/21()、深圳でのRapidトーナメントのレポートです。

 

トーナメントは深圳北部、南山智園のカフェで開催されました。会場のカフェは、地下鉄5号線の塘朗駅から徒歩で15分ほど行ったところで、ビジネスパークの一角の店舗といった感じでした。

 

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参加者は直前にキャンセルが続出し、最終的には13名でしたが、その中に中国のIM Li Bo(2308)と香港のFM Lam Daniel(2124)がいて、この2人がメインライバルでした。

 

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私はLi Boとドロー、Lam Danielに負けた他の3戦を勝って3.5P/5Rで終了。最終戦は3.5PLi Bo4PLam Danielの直接対決で、これに勝ったLi Bo4.5Pとなり、優勝。賞金2000(30,000)を持って帰りました。

 

深圳は外国人も多いことから、潜在的なチェス人口はそれなりにいるとは思いますが、中国国象棋会主体の大会でないと、人は集まりにくい印象があります。

 

内容的には特に面白いところはありませんでしたが、次のポーンエンディングとLi Boとの1戦だけ紹介して終わりにしたいと思います。

 

Baba, Masahiro-Wu, Yuheng

Shenzhen Rapid 45 Open 2019(2)

position after 41. Kd4

 

[ドロー模様のポーンエンディングですが、次の1手が命取りでした。]

41... g6?? 42. g5!

SZ2.gif

[教科書的なブレークスルー。42... hxg5 43. h642... gxh5 43. gxh6もパスポーンが止まりません。]

42... e5+ 43. Ke4 Ke6 44. gxh6 f5+ 45. Ke3 Kf6 46. hxg6 Kxg6 47. c5 bxc5 48. a4

SZ3.gif

[このパスポーンは止まりません。]

48... f4+ 49. Kd3 c4+ 50. Kxc4 Kxh6 51. Kd5 1-0

 

 

Li, Bo (IM,2308,CHN)

Baba, Masahiro (FM,2274)

Shenzhen Rapid 45 Open 2019(3)

 

1. d4 Nf6 2. c4 g6 3. g3 Bg7 4. Bg2 d5

[ここで突かないと、次にe4!でセンターを制圧されます。]

5. cxd5 Nxd5 6. Nc3

SZ4.gif

[6. e4と突き、ナイトをe2に展開する手もあります。ナイトをf3に出す前にフィアンケットを組むと、この変化が可能です。]

6... Nxc3 7. bxc3 O-O 8. Nf3 c5 9. O-O Nc6 10. Be3 cxd4 11. cxd4

[ポーンストラクチャーは改善しないがピースのアクティビティーを生かすため、11. Nxd4と取り返す変化もあります。]

11... Be6

SZ5.gif

[d5がビショップにとってパーフェクトなマスです。ビショップをセンターに安定させれば黒は完全にイコアライズできます。]

12. Qd2 Qa5

[白はBh6でビショップを交換したあと、e3と突いてセンターを強化したいので、そのプランを邪魔しにいきます。]

13. Rab1 Qxd2 14. Nxd2 Nxd4 15. Rxb7 Nxe2+ 16. Kh1 Nc3

SZ6.gif

17. Rxe7 Nd5 18. Rxa7 Rxa7 19. Bxa7 Ra8 20. Bc5 Rxa2

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[駒交換が終わり、ポーンの形も駒割りもイコール。少しだけ黒のルークのほうがアクティブですが、白陣に狙いどころがないので、ドローになるのは時間の問題です。]

21. Ne4 h6 22. h3 Rc2 23. Bd6 Nc3 24. Nxc3 Bxc3 25. Bf4 Bg7 ½–½


Shenzhen Rapid 45 Open

mmexport1565315054911_0.jpg

 

9/21()に深圳(Shenzhen)で45分指し切り、5RRapidトーナメントがあります。深圳観光がてら参加しようと考え、申し込みまで済ませました。

 

深圳は外国人が多く住む都市なので、在中欧米人が主体となって活動するクラブもあり、この大会の主催者であるShenzhen Chess Improvement Clubはその1つです。

 

あまり更新はされていませんが、クラブのHPも紹介しておきます。

https://szichessclub.github.io/mysite/

 

今回のRapidトーナメントは初の試みのようです。完全にオープンなので参加資格は問われません。参加費はクラブメンバーとなれば割引されるので、グループチャットに入り、割引してもらいました。少額ですが賞金もあり、12,000(30,000)21,000(15,000)3500(7,500)となっています。参加者は2030名程度と予想されますが、私の他に中国のIM1人、香港のFM1人参加予定です。

 

深圳では他にもいくつか参加資格の問われない、外国人も参加できるトーナメントはあります。昨年7/26-30に開催された深圳国象棋国公开(Shenzhen chess international open tournament)は深圳での初めての国際オープントーナメントで9RFIDE戦でした。しかし、今年は開催されないようです。また、名前が似ていて混同してしまいそうですが、Shenzhen international chess open tournament1-dayトーナメントで、毎年秋に開催されています。しかし、今年は開催が見送られたそうです。なお、これら2つは中国国象棋会(CCA)のイベントです。

 

今回は特に問題なく参加できると思います。

唯一、この時期の深圳で気になるのは台風です...

 

 

Schedule

8:30- 9:00 Registration and pairings

9:00- 10:30 R.1

10:30- 11:00 Break

11:00- 12:30 R.2

12:30- 13:30 Lunch

13:30- 15:00 R.3

15:00- 15:30 Break

15:30- 17:00 R.4

17:00- 18:00 Dinner

18:00- 19:30 R.5

19:30- 20:00 Possible tie breaks (10 min blitz)

20:00- 20:30 Announcement of winners and prizes


新潟日中友好対抗戦 結果

今日の新潟日中友好対抗戦の中国側のレポートです。

 

http://cca.imsa.cn/archives/74865

 

Bai Jinshi (GM,2599) 31

Xu Xiangyu (GM,2584) 31ドロー

Lei Tingjie (GM,2498) 4

Zhai Mo (WGM 2360) 211ドロー

 

13-3で中国側の勝利でした。選手の皆さん、お疲れ様でした。

 

中国チームに同行していたGM Xu Junも言うように、友好対抗戦なので、結果は二の次、文化交流が第一です。

 

なお、中国チームが23()に新潟入りするはずだったのが24()に予定変更になったのは、中国リーグが23()まであって、それに出るためだったようです。


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